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松本剛選手が涙ながらに訴え 日本ハムの選手に誹謗中傷 新庄監督「言いたいことは監督の僕に」

ファイターズ選手のSNSに誹謗中傷のメッセージが送られている問題で、

きのう、松本剛選手が目を潤ませながら異例の呼びかけをしました。

(松本剛選手)「打てずに負けたときに、結構僕も誹謗中傷がくるので、できれば激励に変えてもらって」

きのう7試合ぶりの勝利となったファイターズ。

活躍した松本剛選手は、ヒーローインタビューの場で異例の呼びかけをしました。

問題となっているのは、選手への誹謗中傷です。

今月10日の西武戦で、伊藤大海投手が3回途中6失点で降板。

この日、伊藤投手のSNSには「ボールに頭を打たれて引退しなさい」などの心ないメッセージが届きました。

(松本剛選手)「今日みたいに活躍した試合は、お褒めの言葉をたくさんダイレクトメッセージしていただけたら、選手の皆さん結構見ていますので、皆様の声援が力に変わります。一言一言真摯に受け止めて頑張りますので、残り全試合たくさんの応援よろしくお願いします」

今回の一連の問題をうけ、マチの人はー

(札幌市民)「ヤジとかも汚い言葉を使ったり昔はよくそういうのがあったので、子どもも応援しますし、気持ちよく応援できるような環境であったらいいなと思います」

(札幌市民)「SNSを禁止しろとか選手が発信をやめろとかではなくて、どういったルールに基づいて発信ができるのか、こういった言葉を使ってはいけないとか、そこの線引きを使っている人がすべて理解することが重要になってくると思います」

日本野球機構は今シーズンのプロ野球開幕前、ファンにSNSなどでの誹謗中傷をしないよう声明を発表していました。

専門家は今回の問題と背景についてこう分析します。

(国際大学 山口真一准教授)「これまでは選手に届いていなかった誹謗中傷が見える化して、さらに選手に直接ダイレクトメッセージなどで攻撃がいくようになったのが1点。もう1点が、非対面のコミュニケーションであるから、さらに過剰な表現になりがちで。積極的にぜひ、自分の心を守るためにミュートやブロックという機能を使ってほしいです」

新庄監督はSNSに「言いたいことがあるなら監督の僕に言ってこい」と投稿。

球団も「看過できないと判断した場合は法的措置などを視野に入れ、断固とした対応をとることがございます」と声明を発表しました。

SNS上でのファンのマナーが問われています。
9/14(木)「どさんこワイド179」  9/14(木)18:37更新

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