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両親の鑑定留置の取り消し求める特別抗告を棄却 最高裁判所 札幌・すすきの殺人事件

札幌・すすきののホテルで首を切断された男性の遺体が見つかり、親子3人が殺人などの疑いで逮捕された事件で、

実行役とみられる田村瑠奈容疑者の両親・修容疑者と浩子容疑者の鑑定留置の取り消しを求める特別抗告を、最高裁判所が11日付で棄却しました。

この事件をめぐっては、犯行当時の責任能力を調べるため、3人の鑑定留置が先月28日から始まっています。

両親の弁護人は、札幌地方裁判所に鑑定留置の短縮を求める準抗告をしましたが、棄却されたために最高裁に特別抗告していました。

特別抗告に先立つ今月1日、修容疑者と浩子容疑者が札幌簡易裁判所で行われた鑑定留置の理由の開示手続きに出廷。

意見陳述で弁護人は、2人は実行犯である瑠奈容疑者と共謀した事実はなく、

さらに「責任能力に疑義を生じさせる事情は全く存在しない」などと主張していました。
9/14(木)「STVニュース」  9/14(木)18:51更新

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