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100人で奏でる「第九」 札幌に専門店も登場 じわり広がるウクレレ人気 北海道

こちらは50人が奏でるウクレレの「第九」です。

来月にはウクレレ奏者100人が集まり「第九」を演奏するイベントが開かれます。

背景にあるのが、静かに広がるウクレレブーム。

札幌にある専門店も取材しました。

コンパクトでかわいらしいイメージのウクレレ。

昨年9月、札幌に専門店が誕生しました。

店内には200本のウクレレがずらりと並びます。

こちらの入門モデルは1万8700円。

そしてこちらはなんと73万7000円!!

材質や生産場所の違いが値段に反映されるといいます。

73万円の音色がこちら!

(青柳記者)「確かに響きが豊かな気がしますね」

(ウクレレショップ タンタン 坂井克行店長)「そうですね。ボディーの振動が弾いててもわかるかなっていうくらい違います」

記者も手ほどきをうけました。

30分後。

(青柳記者)「30分練習してここまでできるようになりました。始めやすい楽器なのではないでしょうか」

では、なぜ北海道でウクレレが人気なのでしょうかー

(ウクレレショップ タンタン 坂井克行店長)「あったかいハワイとかにあこがれを持っていたりだとか、行きたいなって思っている人ってすごく多いみたいです。寒いところではあるんですが、暖かいハワイの文化が皆さん好きなのかな」

そんなウクレレの魅力に取りつかれた人がいます。

愛好者の阿部みどりさんです。

10月にウクレレ奏者100人で、ベートーベンの第九を演奏しようとしています。

(阿部みどりさん)「仲のいいウクレレ奏者3人で年末に集まり、カラオケ店で第九を演奏したのですが、それが楽しくて「これは大勢でやったら楽しいでは」と「100人位集めてみよう」ということになって」

2019年に初めて札幌で開いた時の映像です。

継続的に開くつもりでしたが、新型コロナの影響で中止を余儀なくされました。

ウクレレの魅力を伝えたいと、本番に向けて練習を重ねています。

(阿部みどりさん)「ウクレレは小さくて音も小さい楽器ですが、1つ1つが小さいが100人集まるとコンサートホールも響くくらい、いい音になると思う。是非100人でコンサートホールを響かせるくらいの演奏がしたいなと思っています」

100人で奏でるウクレレの第九演奏会。

来月1日に4年ぶりに奈井江町で開催される予定です。
9/14(木)「どさんこワイド179」  9/14(木)18:58更新

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