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遠のく夜景 札幌もいわ山ロープウェイ運休長期化 観光支える市民も

9/10(火)「どさんこワイド179」
ゴンドラの衝突事故を受けて、先月27日から運休が続く札幌もいわ山ロープウェイは、いまだに再開のめどが見えません。秋の観光シーズンを前に、苦しい対応が続いています。

もいわ山ロープウェイは先月、ゴンドラが非常停止し、鉄塔に衝突する事故を起こし、先月27日から運休が続いています。「日本新三大夜景」のひとつに選ばれた札幌の夜景。藻岩山の頂上からこの夜景を見るために、観光客が利用していたのが、もいわ山ロープウェイでした。近くにはきょうも運休を知らずに訪れたタイからの観光客がいました。そこに現れた一人の男性。市内のデザイン会社で代表を務める古田盟人さんです。観光客に、あるマップを手渡しました。このマップは古田さんの手作りで、ロープウェイを使わずに中腹駅まで行く方法が書かれています。しかも、日本語だけではなく、タイ語など4か国語に対応しています。運休を知らずに来た人を助けたいと思いマップを作成したといいます。
(山麓デザイン 古田盟人さん)
「ロープウェイは止まっているけれど、上のケーブルカーは動いている。観光道路を使えば頂上まで行ける」
藻岩山の山頂までは、一番下の「山麓駅」から真ん中の「中腹駅」まで、ロープウェイを使用し、「中腹駅」からはケーブルカーで「山頂駅」に行く2段階方式です。中腹駅までは有料道路を利用して車で行くこともできます。ロープウェイを運営する札幌振興公社は、代替手段を準備していますが、対応の不十分さは否めません。
(生野記者リポート)
「運休中のロープウェイに代わり、あちらのシャトルバスで中腹駅まで行くことができるということですが、すべての観光客を乗せることはできないということです」
また、中腹駅までの有料道路について、タクシーの通行料を無料にしましたが、一般の車両は有料のまま。藻岩山を訪れる観光客は減っているといいます。札幌振興公社によりますと事故の検証は大幅に遅れています。遅れについて、振興公社は、「当初の予定よりも検証の数や回数を増やしたため」とコメントしています。秋の観光シーズンを迎える中、運行再開のめどは、いまだに立っていません。