ニュース

NEWS

道内ニュース

ポテチに秘策アリ 台風教訓 ジャガイモの現場が進化 北海道

9/10(火)「どさんこワイド179」
お菓子の定番といえばポテトチップスですが、原料のジャガイモは3年前、台風で影響をうけ、店頭から商品が消えました。あれから製造メーカーではジャガイモ確保に向け、新たな取り組みを進めてきました。ことしのポテチは秘策アリです。

油の中でパリッパリに揚がったのは「ポテトチップス」北海道の新千歳空港にある「カルビープラス」ことし収穫した新ジャガも登場していて、揚げたてを目当てに観光客らが楽しんでいました。
(客)
「おいしかったです」
「せっかく北海道に来たので、北海道といえばジャガイモなのでポテトチップスを食べたいと思った」
(岡田アナウンサーリポート)
「さくさくとしているんです。それでいて、ジャガイモのおいしさがしっかり。とてもおいしい」
家庭のおやつとしても馴染み深いポテトチップス。しかしおととし大きなピンチに陥りました。2016年に道内を相次いで襲った台風。原料となるジャガイモが大きな被害を受けました。影響は長引き深刻なジャガイモ不足に。おととし、各メーカーは販売休止に追い込まれ、店頭の商品が品薄になる「ポテチ騒動」が起こりました。あれから2年、大手製造メーカーは視察会を開催しました。案内されたのは畑。
(武田記者リポート)
「北海道の十勝では、ポテトチップス用の、新品種のジャガイモの収穫が始まりました。ずらりとジャガイモが並んでいます」 
こちらは新品種「ぽろしり」3年前の台風では多くのジャガイモが水につかり出荷できなくなりましたが、その教訓を生かし、新たに水や病気に強い品種を開発したのです。
(農家 竹川徹さん)
「やっと今、復興して、普通にとれるのはありがたい。いろいろな人たちの協力があって、作物も収穫できる」
さらに貯蔵施設も最新機械を取り入れました。ジャガイモの受け入れ可能量をこれまでの2倍以上に増やしました。災害が起きても製造を維持できるよう、体制を強化したのです。
(カルビーポテト 中村一浩社長)
「3年前のような台風が来たとしても、多少被害は軽減されると思う。生産者や関係機関と一緒に、気象条件の変動に立ち向かいたい」
ことしのジャガイモの生育はおおむね順調だということです。製造メーカーでは今後も品種改良などに力を入れながらポテトチップス製造を進めていきたいと話しています。