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他地区出席者が反対質問 地元住民質問できず「核のごみ」最終処分場問題 初の住民説明会「途中終了」

「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、調査への応募を検討している北海道・寿都町。7日に初の住民説明会が開かれましたが、途中で終了するという波乱の幕開けとなりました。果たして今後、議論は進んでいくのでしょうか?

7日、寿都町で初めての住民説明会が開かれる直前。
(寿都町の担当者)「きょうはちょっと、会館に向けたカメラをご遠慮頂けますか」
説明会は非公開のため報道陣が閉め出され、厳戒態勢が敷かれます。そして。
(岡本記者)「今、片岡町長が磯谷会館の中に入っていきます」
片岡町長も会館に到着し、7日午後6時半から説明会がスタート。磯谷地区の住民など19人が参加しましたが…。
(磯谷地区の住民)「何も結論は出ていないし、有意義な話もなかった。さっぱり分からん。(資料に)いいことしか書いていないから。地元の人は何も質問できなかった」
説明会は1時間半足らずで途中で終了。他地区からの出席者が文献調査への応募反対の立場から質問を続け、磯谷地区の住民が質問できず議論が進まなかったためです。
(他地区からの出席者)「話し合いにならなかった。少しでも勉強しようと思って来た。磯谷地区の住民ではないが、同じ寿都町の住民の私たちが敵になっちゃったみたいな。地元の人には。そこは残念ですね。すごく残念」
一方の片岡町長。住民と対話形式での説明会にしたいと考えていましたが…。
(寿都町 片岡春雄町長)「(考えが)伝わらないよりも、その話にいけなかった。(会話の)キャッチボールもできなくなってしまった。説明会にならなかった。私の進め方もまずかったと反省している。日程調整してやり直しましょうという意見が町内会長から出たので、そういう風にさせて頂きました」
町長は磯谷地区での説明会を再び開催することを決め、来月としている調査応募への判断時期をさらに先送りする可能性を示しました。そして8日。
(岡本記者)「午前10時40分から、寿都町では議会が始まりました。報道陣に向けては議会の中の様子、テレビ撮影や録音ができない状態となっています」
8日から始まった寿都町議会は報道陣の議場への立ち入りを禁止。会期中に調査応募について議論がなされる見通しですが、町側はここにきて神経をとがらせています。一方、8日から始まった道議会でも寿都町の調査応募が焦点となるのは確実です。
(鈴木知事)「町の将来を左右する大変重要な議論が行われる住民説明会。町民の議論を注視していきたい」
波乱の幕開けとなった「核のごみ」を巡る住民説明会。8日も午後6時半からほかの地区で説明会が開催される予定です。
9/8(火)「どさんこワイド179」  9/8(火)16:43更新

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