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「油と水」広がる炎のメカニズム 狸小路ラーメン店火事 被災店舗は移転検討も

札幌・狸小路にあるラーメン店で、15日起きた火事で警察と消防は再見分を行っています。周囲の店舗では火事の影響で休業を余儀なくされるところも出ています。

札幌市消防科学研究所の実験映像です。火がついた油に水をかけると、水が蒸発する時に油と一緒に空間に広がり火が一瞬で燃え広がってしまいます。15日正午前の狸小路で起きた火事。ラーメン店から出火し従業員がけがをしたほか、周辺は騒然となりました。警察によりますと、従業員が大量のラードを溶かすため火にかけていたところ出火し、これを消火しようと別のスタッフが大量の水をかけたところ、一気に燃え広がったということです。
(平野記者)「火事から一夜明け、いまだ焦げくさいにおいが漂っています。火元となった店の前には焼けたテーブルや椅子が置かれたままになっています」
(ジョーティ ソランキマハヴィルオーナー)「かなり燃えていて、ものがぐちゃぐちゃで営業もできない。この店が火事になった時点でリストラにあった感じ」
一夜明け悲痛な思いを語るのは、火事があった建物の2階にあるカレー店のオーナー・ソランキマハヴィルさんです。カレー店はこの場所で10年間営業していましたが、15日の火事で営業が続けられない状態に。移転を検討せざるをえないといいます。
(ジョーティ ソランキマハヴィルオーナー)「1か月以内で移転できればいいけど、コロナもあるし。すぐそこまでのお金の余裕がないので考えてやっていかなきゃいけない」
現場隣のホテルのレストランでは焦げ臭いにおいが残っていることから、16日と17日ランチ営業が休業になるなど、周囲に影響が出ました。大量の煙が立ちこめた狸小路のラーメン店火事。警察と消防は引き続き実況見分をして出火当時の状況について詳しく調べています。
9/16(水)「どさんこワイド179」  9/16(水)17:11更新

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