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「人が動くとマスクを外す」仕事や観光 瀬戸際の感染対策

北海道で新型コロナウイルスの感染が急速に広がるなか、道は独自の警戒ステージを札幌のみ4相当として、条件つきで札幌市民の外出自粛と札幌との往来自粛を要請しました。道内の現状、そしてその影響です。

(礒貝記者)「午前8時40分、通勤ラッシュということもあり大勢の客が乗り降りしています」

札幌中心部に位置する地下鉄の大通駅。すでにテレワークや時差出勤が呼びかけていますが、朝の通勤ラッシュには多くの人の姿がありました。

(通勤する人)「混んでる感じしますね。以前の方が人が少なかった感じする。今回は普段と変わらない」

札幌市は17日、新たに150人が感染していたと発表。100人を超えるのは9日連続となりました。道は札幌市のみを警戒ステージ「4」に相当するとして対策の強化を決定。“感染リスクを回避できない場合”という条件つきで今月27日まで市内の不要不急の外出自粛を要請しました。

(市民)「基本的に出ないよう気を付けますけど。子どものこと考えたらそういかなくなったり、遊ばせたりしないといけなくなったりするので、必要最低限、スーパーとか週に2回とかしか行けないのかな」

地方都市からもため息が。感染が拡大する札幌とほかの地域との往来についても自粛が要請されたためです。

(札幌へ向かう会社員)「必要ではあると思うけど、それをやっちゃうと経済が回らなくなる。仕事なので仕方ない。そこはお許し願いたい」

観光への影響も避けられません。

(佐々木アナウンサー)「駐車場に停まっている車の多くはレンタカーでGOTOを使って訪れる方が多いということです」

札幌の観光名所羊ヶ丘展望台です。道外から来た観光客も自粛要請は仕方ないと受け止めています。

(神奈川からの観光客)「来てよかったと思うけど、コロナがすごいことになっちゃったので規制がかかったのは仕方ない。もう、この後はおとなしくしています」

専門家は、感染の収束にはまだ時間がかかるとしたうえで「感染リスクを回避できない場合」にあたらない行動についてこう捉えています。

(北海道医療大学 塚本容子教授)「人が動くから感染するのではない。人が動くとマスクを外す機会が増えるからと思ったほうがいい。逆にいえばマスクの着用さえ徹底できれば防げる。いまの感染者の状況は序章です。これは収まらないと思います。」

瀬戸際に立たされる北海道。札幌市をめぐる外出と往来の自粛が感染拡大の歯止めとなるのか私たち自身の行動が改めて問われています。
11/17(火)「どさんこワイド179」  11/17(火)16:48更新

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