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「21年ぶり新店オープン」マチの銭湯ここにあり

時代の流れとともに年々姿を消しているマチの銭湯。そんな中、釧路市では21年ぶりに新しい銭湯がオープンしました。地域の人たちが集う“憩いの場”の復活です。

先月、釧路市にオープンした銭湯「晴の湯」。市内では21年ぶりに新しく開店した銭湯です。

週に3回は銭湯に行くという支配人の小向秀明さん。

(晴の湯 小向秀明支配人)「(閉店した銭湯は)惜しまれながら色々な事情で閉店された。いつかは銭湯を経営してみたいと思っていた」

去年2月に閉店した銭湯を買い取り、「晴の湯」をオープンさせました。

風呂釜の燃料には薪を使います。

「煙突の煙は銭湯の象徴」だという小向さん。

銭湯へのこだわりは、改装した浴場にも見られます。

蛇口やシャワーは取り替えましたが、タイル張りの壁や浴槽などは昔ながらの銭湯のままです。

釧路浴場組合によりますと市内の銭湯は去年4店が閉店。ピークの42店から12店にその数は減りました。

マチの銭湯が次々と姿を消す中、21年ぶりにオープンした「晴の湯」。

初日から訪れた利用客からは、励ましの声が聞かれました。

(利用客)「(新規開店は)すばらしい、また来たい」

(利用客)「続けていってほしい」

(利用客)「自宅の風呂では温まらない、やっぱり銭湯がいい」

歓迎する利用客の声に小向さんは。

(晴の湯 小向秀明支配人)「こんなに皆さんから応援してもらって嬉しいです」

思わず目頭が熱くなりました。

(晴の湯 小向秀明支配人)「(利用客に)課題や意見もらい真摯に受け止めて、皆が喜んでくれるような銭湯で憩いの場にしていければと思う」

不遇の時代の中、オープンした銭湯。

地元の声に支えられながら、小向さんの挑戦は続きます。
1/7(木)「どさんこワイド179」  1/7(木)11:29更新

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