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「重さ2.5キロ」世界初プロジェクトに挑む 超小型人工衛星の打ち上げ成功

世界初の実験に向けてプロジェクトが動き出しました。北海道の室蘭工業大学などが開発した超小型の人工衛星の打ち上げが成功し、夢の実現へ大きな一歩を踏み出しました。

「3・2・1・イグニッション!」

21日未明、ロケット打ち上げの中継映像を見ていたのは室蘭工業大学の学生たちです。

ロケット発射から約10分後、宇宙空間でロケットと輸送船が無事に切り離されると。

(研究チーム)「分離!分離!」「成功ですね!イエーイ!!」

ロケットに搭載されていたのは、室蘭工業大学と大阪府立大学が共同開発した人工衛星「ひろがり」です。4年前から開発を進めてきました。

幅と奥行きが10センチ、高さ20センチ。重さは約2.5キログラム、超小型の人工衛星です。

人工衛星には折り畳まれた「プラスチックのパネル」が内蔵。宇宙空間でパネルを広げる実証実験をするなど、世界初のプロジェクトに挑みます。

将来的には宇宙空間での太陽光発電を目指しています。

人工衛星はロケットで地上から約400キロ離れた国際宇宙ステーションに運ばれ、到着後に宇宙空間に放出。

実証実験は来月にも始まる計画です。

(室蘭工業大学大学院 林夏澄さん)「まずはほっとしたというか、自分たちが手がけてきたものがやっと宇宙空間に行ったのだといううれしさがあります」

(室蘭工業大学 内海政春教授)「これからやらないといけないミッションが待っている。やるぞという気持ちになりました」

「宇宙開発のマチ」へ。室蘭から、夢のある壮大なプロジェクトが動き出しました。
2/23(火)「STVニュース」  2/23(火)16:05更新

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