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「KIBOU」の一杯 業界の未来担う若者が作ったカクテル

見た目も美しい色鮮やかなカクテル。作ったのはコロナ禍で苦境に立たされているホテル業界に就職する若者たちです。

1杯のカクテルに込められたその思いとは?

金色の星がちりばめられた透き通るようなブルーのカクテルに、ラベンダーなどの花々が色鮮やかな生け花のようなカクテル。

札幌市内の専門学校で開かれたカクテルコンテストです。予選を勝ち抜いた12人の生徒が参加し、カクテルの出来栄えを競いました。

(森永記者)「こちらの色とりどりのカクテルにはすべて積丹で作られたクラフトジンが使われています」

カクテルのベースとなっているのは、去年積丹で誕生したクラフトジン「火の帆・KIBOU」です。

(積丹スピリット 岩井宏文社長)「きょうのような若い人たちが、何か光を見ながらどう暮らしていくかということを願い(KIBOUと)命名した」

コンテストに参加した生徒は、コロナ禍で苦境に立たされているホテル業界などに就職します。

この春からカナダのホテルで海外研修を受ける伊原秀馬さん。コロナの影響で研修が1年延期され、将来に不安を抱えていました。

(伊原秀馬さん)「(就職へ)不安な気持ちが大きいが、ネガティブな考え方ではうまくいかない。前向きに考えている」

伊原さんはコロナ収束の先にある希望を表現したいと、積丹の海をイメージした鮮やかなブルーのカクテルを作りました。

果たして、審査の結果は。

(司会)「敢闘賞は、エントリーナンバー4番、井原秀馬さん!」

優勝こそ逃したものの、伊原さんは敢闘賞に選ばれました。

(伊原秀馬さん)「(研修が)1年延期になったときは精神的に希望がなかった。カクテル作りのテーマは希望。希望を抱いて作って、賞をもらえてよかった」

1杯のカクテルに込められた未来への希望。若者たちは、厳しい冬を乗り越えようとしています。
2/24(水)「STVニュース」  2/24(水)9:20更新

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