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札幌でワクチンが余っている? 眼科で始まった個別接種 予約がほとんど入らないのはなぜ

各地で高齢者へのワクチン接種が進んでいますが、札幌市内の眼科では個別接種の予約がほとんど入らずに「ワクチンが余る」状態となっています。一体なぜなのでしょうか?

(森永記者)「ここが新しくできた新型コロナウイルスのワクチン接種会場です」

札幌市中央区のビルに設けられたワクチン接種会場の看板。

「力抜いて楽にしていてください。はい終わりましたよ」

ワクチンを打っていたのは、眼科の医師です。

この病院では5日から始まったワクチン接種のため、看護師5人を臨時採用し、ビルの一部を受付会場にするなど態勢を整備。

さらに、新聞の折り込み広告などで周知しましたが、ある問題が-。

(かんし眼科医院 柳比奈子医院長)「まだ全然予約がない状況で、来てくれればどんどん受け付ける」

1日に70回分以上のワクチンを用意していますが、接種をうけたのは、初日がわずか5人。

6日も10人とワクチンが余ってしまっています。

希釈して余ったワクチンは廃棄せざるを得ません。

この眼科では接種を始めたのが遅く、接種券と一緒に配られる医療機関のリストに載っていないため、周知が進んでいないと考えられます。

(かんし眼科医院 柳比奈子医院長)「予約ができない人のための手助けになればと思ってやることにした」

一方札幌市によりますと、7日正午現在、市の集団接種の予約も1万3000人分以上が埋まっていません。

しかし、市内の内科クリニックでは今月末まで予約が埋まるなど、個別接種の一部に予約が偏っている状況です。

(かんし眼科医院 柳比奈子医院長)「ワクチンを打ちたくて打てない人がたくさんいて、ワクチン自体は余っているのに予約ができないのが問題だと思うので、(予約ができない)高齢者の方がいたら来ていただきたい」

緊急事態宣言が続く中、急がれるワクチン接種。

今後のスムーズな接種のためには、予約の偏りを解消することが必要です。
6/7(月)「どさんこワイド179」  6/7(月)17:06更新

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