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マラソン当日は予約でいっぱい 賛否分かれる東京五輪 開催地・札幌の「待ったなし」

東京オリンピックの開催まで45日となりました。

コロナ禍での開催について否両論が渦巻くなか、マラソンが行われる札幌でも着々と準備が進められています。

マラソン・競歩のコースに面する札幌市中央区の喫茶店です。

大会当日の予約状況はすでにいっぱい。

レースが始まる早朝に合わせてオープンする予定だといいますが。

(TOKUMITSU COFFEE大通店 下國麻衣さん)「実際に営業できるかもわからない。もし営業できるのであれば、精いっぱいおいしいコーヒーを提供してちょっとでも楽しんでもらえたらいい」

開催まで45日に迫る東京オリンピック。

(実況)「スタートしました」

札幌で5月開催されたマラソンのテスト大会。

本番コースを使った沿道では観戦自粛が呼びかけられ、選手やスタッフの感染対策が確認されました。

(岡本記者)「マラソン競歩の競技開催に向けて工事が進む大通公園です。この付近には選手の控室に医務室、放送設備など設備の設置工事が行われています」

組織委員会によりますと、大通公園の工事はすでに4割から5割が完了。

完成予定は7月中旬だということです。

しかし、最新の世論調査では開催について賛否が分かれています。

「観客を入れずに開催」が26パーセント、「制限して開催」が24パーセントに対し、「中止」を支持した人は48パーセントにのぼります。

札幌市民は。

(市民)「直接みたいと思うが今の状況なら難しいのかな」

(市民)「密にならない程度に応援できればいいと思います」

開催にあたっては、専門家も危機感を露わにしています。

(政府分科会 尾身茂会長)「こういうパンデミックのそういうところにやることが普通でない」

さらに、鈴木知事も。

(鈴木直道知事)「オリンピックだけが例外的な取り扱いをするということは理解は得られない」

現状で、通常開催は難しいとの考えを示しました。

(松下長正さん)「結局はランナーは聖火リレーにかかわる機会を失ってしまった」

聖火リレーに参加予定だった帯広市の松下長正さん(39)です。

すでに決まった聖火リレーの中止。

仕方ないと受け止めています。

(松下長正さん)「中止自体は賛成です。五輪開催につながっていくものなので、何よりもアスリートファーストでなければいけない」

札幌市内の公式グッズ販売店です。

聖火リレーを少しでも感じてもらおうと、店先にトーチを展示しています。

サクラの花がモチーフで「希望の光」を届ける願いが込められています。

(東京2020オフィシャルショップ 楢山篤史さん)「せっかくの機会ですので、若い方から年配の方まで、すべてに見てもらいたいと思います」

安全が最優先されるコロナ禍のオリンピック。

しかし、その対策についてはいまだ不透明な部分が多いのが現状です。
6/9(水)「どさんこワイド179」  6/9(水)10:51更新

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