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「お母さんもコロナになっちゃうよ」看護師描いた闘いの記録 笑顔と覚悟と葛藤と

こちらは、現役の看護師が描いた漫画です。

病床がひっ迫する北海道の医療現場。

感染リスクと向き合いながら患者のケアにあたる看護師の心の葛藤が描かれています。

「コロナ…いつまで続くんですかね。先輩たちは怖くないんですか?」

不安な思いを打ち明ける看護師。

この漫画を手掛けたのは、石狩管内の医療機関で働く現役の看護師、あさひゆりさんです。

(看護師 あさひゆりさん)「医療従事者の恨んで泣いたりつらい思いをしていることを残したかった」

緊急事態宣言が続く北海道。

感染者は減少傾向を見せますが、コロナの専用病床は札幌で9割以上、北海道でも半数以上が埋まりひっ迫した状態が続いています。

あさひさんが描いた漫画には。

「家に独りで居たら…助からなかったかもしれない。自分や家族がコロナに侵される」

症状が急変する患者の様子や、感染リスクと闘う医療従事者の現実を伝えたい一心で、勤務が終わった後に描きとめていたといいます。

(看護師 あさひゆりさん)「誰が悪いわけでもなくみんな歯をくいしばって頑張っていた。クラスターが起きると家族から(仕事)やめてくれと。ワクチンが始まり看護師までもが電話対応するなど全然人が足りない」

中には、職員のリストラ問題が描かれていたり、医療従事者の家族が抱える苦悩も。

「仕事行かないで・・・お母さんもコロナになっちゃうよ」

(看護師 あさひゆりさん)「もし今死んだらとか考えるときもありました。強い志を持って現場に残っている看護師を心から尊敬しますし、患者の前では笑顔でいますが裏ではたくさん葛藤があって看護師にエールになればいいなと」

1日でも早く、コロナの終息を願う看護師。

きょうも笑顔で患者に接しながら、過酷な医療現場で闘っています。
6/9(水)「どさんこワイド179」  6/9(水)17:16更新

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