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高層階に木のぬくもり 技術と理念で北海道産木材の新たな可能性

北海道産木材の魅力を伝える取り組みが広がっています。

札幌に国内でも珍しい、一部木造の高層ホテルが誕生しました。

(村崎記者)「札幌市中心部、テレビ塔の目の前のこちらに新たなホテルがオープンします。特徴は壁にも使われている、道産木材です」

10月1日オープンするホテル「ザ・ロイヤルパーク・キャンバス」。

一足早く中に入ってみると、木のぬくもりがあふれる上品でおしゃれな空間が広がります。

壁などに使われているのはタモやトドマツなど北海道産の木材です。

さらに客室も。

(村崎記者)「入った瞬間木の香りが!」

壁や床はもちろん。

なんとスピーカーまでが木製というこだわりようです。

(三菱地所北海道支店 熊沢祥太さん)「裏側は全て木になっていて、建物前面・壁・天井すべてが木」

強度が必要な下の階は鉄筋コンクリート作りですが、高層階は全て木造。

国内の高層ホテルではほとんど例がない、珍しいつくりになっています。

(三菱地所北海道支店 熊沢祥太さん)「林業の人手が少なくなっていて、後継者不足で山が荒れると耳にする。

木のすばらしさを多くの人に気づいてもらえるとうれしい」

札幌市北区のこちらのカフェも、北海道産木材にこだわる店のひとつです。

札幌の工務店が手がけていて、床や壁には下川町のタモ材などが使われています。

(利用客)「木のぬくもりっていうか、リラックスして温かい雰囲気が好き」

さらにランチメニューの食材もほとんどが北海道産。

(村崎記者)「魚介類とキノコのダシがきいている。木に囲まれてこの優しい味を食べているととっても落ち着いた気持ちになります」

オール北海道にこだわるのには、林業と密に関わる工務店ならではの想いが。

(35GROUP 田中裕基社長)「この土地で育っている木なので、生産地にそのまま残るのはあるべき姿だと思う。

道産食材を通して道産木材を知ってもらうのがこだわり」

北海道で需要が高まっている北海道産木材。

地産地消に向けた取り組みが広がっています。
10/1(金)「STVニュース」  10/15(金)18:38更新

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