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第三者委が“パワハラを認定” 6年続いていたと判断 元学生「対応が遅すぎる」

道立高等看護学院の学生らが教員からのパワハラを訴えている問題で、第三者委員会は12日、訴えの一部をパワハラであると認定しました。

その中で紋別高等看護学院に通っていたという元学生は、パワハラ問題について7年前に道に1度訴えていたと話しました。

(紋別高等看護学院の元学生)「レポートを提出しても受け取ってもらえなかった。期間中に出しに行ったんですけど、「見る価値がない」って言われて」

こう話したのは7年前に道立紋別高等看護学院を自主退学したという男性です。

男性は2010年、高校卒業後すぐ道立紋別高等看護学院に入学。

3年生の時に、レポートを受け取ってもらえないことなどが続いた結果、単位が取得できず、2014年に自主退学しました。

退学後すぐ男性は、学校でパワハラがあったことを道に相談したと言います。

しかし当時届いた調査結果には、「行き過ぎた指導による退学があったとは直ちに認められなかった」と書かれていました。

7年後のことし1月。

道立江差高等看護学院の学生とその保護者らから道に対し、教員によるパワハラを苦に少なくとも3人が自主退学したとの告発が。

この元学生も、紋別高等看護学院で同様のパワハラ事案があったことを告白。

道は第三者調査委員会を立ち上げ、学生や元学生、教員からの聞き取り調査や現地調査を行っていました。

12日、第三者調査委員会は、調査の結果、江差高等看護学院と紋別高等看護学院において、2015年ごろからことしまで指導の一部でパワハラがあったことを認定しました。

(第三者調査委員会 山内良輔座長)「現場でのハラスメントの横行について学院長として、把握して止められなかったというところになります。(教員が)個人個人の教育観に基づいて指導をしていた。その中でのハラスメントも発生していた」

(紋別看護学院の元学生)「対応が、遅すぎるというか。江差のこういうことがなければ動かなかったんだろうなって。もう少し小さい声にも目を向けてもらえるような形になったらいいと思います」

およそ6年に渡り続いてきたと判断された、道立看護学校のパワハラ問題。

これからの道の対応が問われます。
10/12(火)「どさんこワイド179」  10/12(火)18:57更新

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