令和二年度第5回番組審議会議事録

令和二年度第5回番組審議会議事録

1.開催日時

2020年9月24日(木)
午後4時00分-午後4時35分

2.開催場所

札幌テレビ放送会館 アネックス7階A会議室

3.出席者

委員数 6 名

[出席委員]  6 名
竹川 雅治 委員長
平野 康隆  副委員長(リポート出席)
村澤 規子  委員  
井上奈穂子  委員
大友 一弘  委員  (リポート出席)
桂田 聡志  委員 

[会社側代表] 3 名
石部 善輝  代表取締役社長
平山 大策  編成制作部長
永井 茂夫  ディレクター 
                                  
[事務局] 1 名
谷口 由実  放送審議室

4.議題

「しろっぷのイイ加減にしろっぷ!」
(9月7日(月)午後9時00分~午後9時30分放送)

5.議事の概要

令和二年度第5回番組審議会は、「しろっぷのイイ加減にしろっぷ!」を議題として開催されました。社側からの報告の後番組の審議に移り、各委員から以下のようなご意見ご要望を頂きました。
●この日の放送のメインとなるリスナーからの俳句のコーナーでは、内容、時間ともに、ちょっと無理に引っ張っている感じを受けました。内容が内容だけにもっとコンパクトになれば良いと思いました。
●全体を通じて、お二人のお人柄からソフトに漫才を聴いている感じでした。番組審議会でコンセプトを伺うとなるほどと思えたのですが、初めて聴くリスナーとしては、それがよく掴めないで進んでいった感じがします。新しいリスナーを獲得する事を考えると、やはりコンセプトをしっかり伝えていくと良いと思います。
●番組に「しろっぷ」という冠がついているせいか、今まで私が聴いてきたしろっぷが出ていた番組とは違って、凄く力んでいるような感じがしました。私としては、しろっぷはお笑いタレントの割には、若干、笑いというものが少なく、もう少しあっても良かったと思います。
●下ネタ自体はどうしても賛否両論だと思います。しかし、どうしても下ネタばかりが続くのであれば、やはりそれは嫌だという人は多いかと思います。好き嫌いがはっきり分かれそうな番組なので、もし、この「下ネタありき」のような会話が続くのであれば、この秋から放送時間が19時台になるということでしたけれども、むしろ深夜帯に放送した方が良いように感じました。
●下ネタ的なトークは、私には猥雑な感じがしただけでした。何となく、しろっぷのイメージにはそぐわないような感じもしました。いわば猥雑な艶話というものは、お笑いタレントらしく屈託なく大声で笑い飛ばしてしまうようなトークで展開された方が、しろっぷの持ち味を発揮できると思いました。
●お笑い芸人だけあって、掛け合いのテンポが良いという第一印象です。ただ、月曜日の21時という時間帯にしては、深夜番組のような軽いノリが続き、個人的には心配になりました。いわゆる「下ネタ」の内容が多いのは、ターゲットが男子中学生・高校生あたりと想定すれば止むを得ないのかもしれませんが、この時間帯としては、いかがなものかと感じました。
●殆どがリスナーのハガキに依存する形である番組の形式は、個人的には好ましく感じました。
パーソナリティが一方的に話して終わるよりも、リスナーも参加して、みんなで番組を作っていくという形が、ラジオ番組の王道かと思います。SNSの台頭で、テレビ・ラジオにとっては厳しい時代となっていますが、ラジオの生き残る道としては「双方向型」、「リスナー参加型」が案外キーワードなのではないでしょうか。
●俳句のコーナーは聴くに堪えなかったと言わざるを得ません。かなり下品な下ネタが全てを占め、最後まで聴くのは苦痛でした。昔の深夜番組ではこの手の内容はありましたが、今はどうなのでしょうか。
●本当にお二人の人柄が良いように感じましたので、この秋に放送時間が19時台に変わった時、どんな形になるのか、また色々な方が面白がって聴いてくれるのかなと思います。札幌ご出身の方々なので、こういう番組を機会にどんどん活躍して頂ければ良いと思います。

続いて9月及び10月の単発番組、事業等の説明、10月・11月の番組改編、聴取者からの声の報告等がなされ令和二年度第5回番組審議会を終了しました。次回の令和二年度第6回番組審議会は、令和2年10月22日(木)に開催を予定しております。