令和二年度第6回番組審議会議事録

令和二年度第6回番組審議会議事録

1.開催日時

2020年10月22日(木)
午後4時00分-午後4時35分

2.開催場所

札幌テレビ放送会館 アネックス7階A会議室

3.出席者

 委員数 6 名
[出席委員]  6 名
 竹川 雅治 委員長
 村澤 規子  副委員長
 井上奈穂子  委員
 大友 一弘  委員  
 桂田 聡志  委員 
 田村 望美  委員

[会社側代表] 2 名
 石部 善輝 代表取締役社長
 平山 大策  編成制作部長
                                                  
[事務局] 1 名
 杉本  修  放送審議室長

4.議題

「加藤さんと山口くん」
(10月11日(日)午後0時00分~午後0時30分放送)

5.議事の概要

令和二年度第6回番組審議会は、「加藤さんと山口くん」を議題として開催されました。社側からの報告の後番組の審議に移り、各委員から以下のようなご意見ご要望を頂きました。
●30分という限られた時間の中で、この構成でラジオを流すということを考えた方、決められた方というのは、単純にすごいなと思いました。なかなか気になる点であるとか悪い点というのは今回見つけられなかったのですけれども、非常に新鮮な番組内容でした。
●やはりスタンダードなラジオのイメージというのが頭の中にありまして、パーソナリティの方が喋って音楽がかかってCMが入ってという、いつも通りの流れというイメージがあったものですから、ある意味、驚きだったのかなと思います。そして驚きとともに、聴き終わったあとは、偉そうですけど、「悪くないな」という感想でした。「こういうやり方もあるんだ」というところと、「悪くないな」という反応が第一の感想でした。
●パーソナリティのお二人の個性があってこそのものだと思います。非常に山口さんの話し方というのは、ゆったりと聴きやすくて好感の持てる雰囲気がありました。それから加藤さんが聞き上手だなと、案外テレビに出ている状況からはあまり考えられなかったですけれども、聞き上手だなと。これは質問も上手だなと思っていました。
●こういう構成だからしょうがないのかもしれませんが、どういうシチュエーションなのかよく分からないというのがありまして、聴いていたら、ボウリング場なんだなというのが最初分かったり、ずっと聴いていたら、車の中なんだろうなというのが分かったりしたんですけれども、その辺はある意味狙いだというのが分かりましたけれども、ちょっとその辺はストレスがたまりました。
●流れの中でも、今どこで何をしているのかというのがそれとなく分かるようなことを、本当はラジオですから意識していただければ、もう少し分かりやすくなるのかなと思っております。と言いながら、これが狙いなんだろうなと思いましたので、全体的な流れは非常に新鮮でよろしいかなと思っております。
●ちょっと残念だったのが、音がちょっと聴きづらくて、特に車で移動しているところとか、よく聞こえませんでした。私はもともと音量を高くして聴いているほうなので、最高の100まで上げてみたんですが、それでもよく聞こえなくて、それはちょっと残念だったです。そこは今後改善ができるところだと思います。
●冒頭のあのボウリングの部分はちょっとイメージしたのと違っていて、いきなり入ったということもあるのですけれども、「何してるんだろう?」というふうに戸惑いました。
●特に気になるのは山口さんなのですけれども、「山口くん」が何者かというのが分からない人が多いのではないかなと思います。加藤さんは声に特徴もあるし、知っている人も多いような気がするんですけれども、やはり私自身も前知識なしで聴いたとすると、多分「歌詞を書いているよ」とか「書いてないよ」とか、あの辺りの話が出てくるまでずっと多分「この人はどんなことをしている人なんだろう?」というような思いで、モヤモヤしながら聴いていたのではないかなと思います。
●30分ほど聴いた全体的な印象ですけれども、ジンギスカンの時もそうでしたし、自宅に向かう時もそうですけれども、話を聴いていると、率直に飾らない会話というのがスムーズに私の耳に入ってきました。大変聴きやすかったような思いもします。
●聴いていると、普通一般のラジオを聴いているパーソナリティに感じるような、「今ラジオで放送しているんだ」というような、構えたところがなくて、そこで話されている言葉の端々にいわゆる素の部分と言いますか、何となく「あ、そうなんだ」という、あたり前のことですけれども、素の部分が垣間見られて、私は好ましく話を聴いておりました。
●加藤さんの巧みな話しの進め方、リードしているのは山口さんかも分かりませんけれども、それをいろいろなふうに引き出していく、その話術というか、そういうのはさすがだなと思いました。だからこそ、情報番組の『スッキリ』のメインの司会などができるのかなという思いも感じました。
●やはり現地でラジオで伝えられる部分と伝えられない部分というのが多分インスタグラムだったりそういう写真で補われているのかなと思います。ちょっとタイムラグがあったとしても番組内で何枚かでも上がってくれば、それを見ながら聴くというちょっと新しいラジオの楽しみ方みたいなものができるかなと思ったので、上げるタイミングをリアルタイムにして、聴きながら見ながら、よりお二人に近い場面で聴けるというのは、すごく面白いのではないかなと思いました。

続いて11月の単発番組、事業等の説明、聴取者からの声の報告等がなされ令和二年度第6回番組審議会を終了しました。次回の令和二年度第7回番組審議会は、令和2年11月26日(木)に開催を予定しております。