牧やすまさ路地裏のスピリッツ

第42回

2019年5月20日(月)

「みんなのあんしん介護」

札幌で老人ホームや介護施設探しのお手伝いをしています
「老後のあんしん札幌相談室」の方にご出演頂き、
身近な介護のお話や、皆さんから寄せられるご相談、
リスナーの皆さんの介護のお悩みにお答え頂くコーナーです

 

今日のお話・・

テーマ 「福祉用具の種類」

福祉用具というのは、障がい者の生活・学習・就労と、高齢者や傷病者の生活や介護
および介助を支援するための用具や機器のことを指します。
ここでは、その中でも介護保険制度で利用可能な福祉用具について解説していきます。

移動関連のもので言えば杖や歩行器、車椅子、またはスロープなどがあります。
様々な種類がありますが、車椅子や歩行器は身体の大きさや
状態に合ったものを選ぶことができます。
合ったものを選ぶことで、より快適に日常生活を送ることができます。

ベッド関連で言うと介護用ベッドと言われる特殊寝台、床ずれ防止用具、
廃位変換器というものがあります。
介護用ベッドについては借りられる方は要介護2以上など限られてしまいますが、
レンタルとなれば介護保険適用となり、負担を軽くすることが可能です。
要介護1以下の方に関しては、通常のベッドに設置する手すりを借りることができます。

入浴関連でいうとシャワーチェア、バスボード、浴槽台、すのこなどがあります。
バスボードというのは浴槽にまたいで入るのが難しい方に必要なものです。
浴槽に設置して、一度そこに座ってから体を回転させて浴槽に入りやすくすることができます。

排泄関連のものでは、ポータブルトイレや特殊尿器があります。
ポータブルトイレはベッドからトイレの場所が遠くてどうしても
間に合わないという方が必要なものですね。

ただ、介護保険の点数は限られているので、
何でも借りられるというわけではないので、注意が必要です。
まずはケアマネージャーさんに相談をして、福祉用具がその方に必要かどうか、
必要な場合はどんなものが適切であるかなど、確認をしていただきたいです。
ご自宅での転倒など、事故防ぐことができるかもしれません。

お問い合わせ

老後のあんしん札幌相談室

お問い合わせ:0120-652-118
(フリーダイヤル ろうごに いいわ)


受付時間:平日・午前9時〜午後7時
老後のあんしん