田村次郎のTAMURADIO

SCOOBIE DO コヤマシュウのDo You 名言集

第48回“DoYou名言集”

2019年4月19日(金)

「同じ瞬間がないということ 必ずどの瞬間も違うということ」byイチロー

先日、日本で行われたMLB(メジャーリーグベースボール)の開幕戦で
引退を表明したイチロー選手、
引退したからイチローさんというほうが正しいのかと思いますが
試合後の記者会見でお話しをしていて面白かったのですが
その会見での言葉で「イチローさんが愛を貫いてきた野球、その魅力とは?」
という質問をされてイチローさんが
「団体競技なんですけど個人競技だというところですかね」
と答えて連々と話した後、最後にこう答えます。
「あと同じ瞬間がないということ、必ずどの瞬間も違うということ。
これは飽きが来ないですよね」


イチローさんは紛れもなくプロの野球選手で
野球ファンを魅了してきた存在という意味で
エンターテイナーだと思うんですけど、
じゃあイチローさんはなんでプロなのかというのが
この言葉に隠されていると思うんですよね。
これだけたくさん野球をやっていたらいくら野球好きでも
普通の人は飽きるんですよ。
でもね、イチローさんは最後まで飽きなかったしまだ飽きていないし
ヘタしたらさらに研ぎ澄まそうと考えて
チャレンジしているんじゃないかなと思うんです。
何度も同じことをやっているように見えるじゃないですか。
通算安打数4367本なんて数字にされちゃうと特に。

でも、同じ瞬間はない どの瞬間も違うという感覚の中でやっている。
いつも夢中でやっちゃう、夢中になっちゃうんだと思うんですよ。


別の質問にはこんなふうに答えています。
「プロ野球選手になりたいという夢が叶った後は、
そうじゃない野球をまた夢みている自分がある時から存在したんですね。
例えば草野球ですね」

ね。
普通の野球好きじゃないんです。
野球狂なんですよ。
そうとうの野球狂。

もちろんお客さんやファンがいるからこそイチローさんは
プロ野球選手だったんだけど、
お客さんやファンが1人もいなくても野球にのめり込んで
1人で野球に没頭してしまう人なんだろうなと思う。
そんなイチローさんだからこそプロになれたし
エンターテイナーになれたんだろうなと思います。

僕はプロとかエンターテイメントという言葉はそんなに好きな言葉じゃないんですよ。

でもだからこそプロとかエンターテイメントというのを名乗る人には
まずひたすら自分のやることに夢中になってるそんな姿に期待してしまうし、
それを感じたいなと思って見ちゃいますよね。

それがないとプロじゃないと思っちゃうんだよな。

イチローさんはですね、
きっとこれからも野球のプロで居続けるんだろうなと思います。

 

 

M「恩赦」(忌野清志郎)

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