田村次郎のTAMURADIO

SCOOBIE DO コヤマシュウのDo You 名言集

第55回“DoYou名言集”

2019年11月15日(金)

「リングの中は自分のホーム」byノニト・ドネア

今回の名言は117日にワールドボクシングスーパーシリーズ決勝戦にて
井上尚弥選手と戦ったノニト・ドネア選手の言葉です。

世界5階級制覇を成し遂げた素晴らしいボクサーなんですけど、
この間の試合がまぁすごかったですね。
生放送で僕も見ていたんですよ。
戦う前の周りの予想は井上選手が何ラウンドでKOするのか
みたいな雰囲気だったんです。
というのはドネア選手は世界5階級制覇を成し遂げていますがもう36才。
選手としては峠を超えただろうという大方の見方がある一方、
井上選手は26才。
バリバリかつ、これからまだまだ活躍する。
それこそ5階級制覇しちゃうんじゃないかって世界的に期待されているボクサー。
世代交代は確実。
で、どんなKO劇が見られるのかっていうそんな予想がされた試合でした。

僕もそんな感じで見ていたんですけど、
始まってみると井上選手がけっこう攻められるんですよ。
瞼を蹴られちゃったりとか、けっこういいパンチをもらってフラついたりとかして。

最終的には11ラウンドでようやくこの試合唯一のダウンを
井上選手がドネア選手から奪うんです。ボディを決めて。
KOにはならなかったんですけど、結局判定で井上選手が勝ったという試合でした。

終わった後の試合の記事を色々と見ていると
「感動の一戦」とか「世界中が認めた素晴らしい試合」
なんて言われているんですけど、
僕は生で見ていたらすげー緊張感あって、
いわゆる井上選手がやられちゃうんじゃないかって身構えてる。
気持ちの強張りが取れないっていうんですかね。
とにかくすごい試合でしたね。

この試合の前の試合でテレビ解説をしていた
元ボクサー長谷川穂積さんは
もう1発逆転を狙わないと勝てないと
選手に向かってこんなふうに言うんですよ。

「打たないとダメです」

「勇気はいらないんです」

「覚悟だけなんです」

どんなスポーツもリスクを追わないと勝てないものだとは思うんですけど

ボクシングの場合はやられることと紙一重って事ですよね。

踏み出す勇気じゃなくてやられる覚悟。
それと隣り合わせで試合をしなければいけないんだと。
それくらいやっぱすごいスポーツなんだなって見ていて思いました。

で、今日の名言です。

大方の予想をくつがえし、素晴らしいファイトをみせたドネア選手の言葉。

「リングの中は自分のホーム」

これは試合前の記者会見で今回は試合も日本でやっていて
完全アウェーな状況ですけど…
というような質問に対して言った言葉なんです。

これは言い換えれば
「僕は誰になんと言われようとボクシングをする事が好きなんだ。
これをやりたいんだ」という言葉だなと思うんです。
ドネア選手は常人じゃ考えられないくらいの努力をして
5階級制覇を成し遂げたと思うんですけど、
その努力で得たものがチャンピオンになる為の能力、
メンタリティだなと思うんですよね。
勝負以前の問題で僕は誰になんと言われようとボクシングが好きなんだという
本当の気持ちを持っているっていうのは
すごくアドバンテージがあるなと思うんですよ。
それくらい好きだからこそ
その長谷川穂積さんの言う所の
いわゆる覚悟というものを持つことも出来るのではないのかなとそんなふうに思いました。

僕もちょっとこのドネア選手の気持ちが感覚的にわかるんです。

ぼくらSCOOBIE DOもよく「アウェーで強いですよね。」って言われます。

つまりお客さんでSCOOBIE DOを目当てに来ている人が少ない場所でも
自分たちの音楽を鳴らして最終的にはもってっちゃいますよね、
巻き込んでいきますよねって意味だと思うんですけど。

そもそも僕はこういう時にアウェーだなっていう感覚がないんですよね、
自分の中に。

なんでかって言うとドネア選手のように言うなれば

ステージが僕のホームだからってことだと思うんです。

SCOOBIE DOとして好きな曲を好きなように演奏出来る時間、場所。

つまりLIVEというのは僕の中のホームなんです。

それでもうMAX嬉しいし楽しい。

それくらい自分が好きで鳴らしている音楽を聞いた人が楽しそうだったら

やっぱり更にまたそれは嬉しいんですよ。

そんな感じなので僕も少しだけドネア選手の気持ちが
わかるかなって事を思ったりしました。

勝った試合後の井上選手の笑顔もすんごく楽しそうな嬉しそうな顔をしていて

このリングが俺のホームだなって思っているようなそんな顔で

それもまた良かったなと思ったりしました。

 

 

 

M「Sugar」(SCOOBIE DO

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