どさんこワイド179

星澤幸子の産地へGO!!第6回〜新米の季節到来!滝川市

2017年9月29日(金)

星澤幸子の産地へGO!!第6回〜新米の季節到来!滝川市

星澤幸子先生が月に1回、旬の食材を求めて産地に向かい、生産者の皆さんに直接その魅力をお聞きする企画「星澤幸子の産地へGO!!」。今回は、道内随一の米どころ・滝川市から、道産米の魅力をお伝えしました。

滝川市の「平沢農場」

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敷地面積16ヘクタール、およそサッカーグラウンド20面分の広さを誇る農場で、「ゆめぴりか」などのお米を生産しています。
平沢一彦さんの農場は現在、稲刈り作業の真っ最中です。コンバインという機械で稲刈りと脱穀を同時におこない、収穫した「籾(もみ)」は一晩かけて丁寧に乾燥します。続いて、水分量を一定にするために「もみ壺」という巨大なタンクに入れ、さらに2日間置きます。そして「もみすり」すると「玄米」ができ、これを精米してやっと「白米」が出来上がりです。

新米の美味しい「炊き方」

待ちに待った“新米”をさらに美味しくするための「炊き方」を、滝川在住の“三ツ星お米マイスター”の小笠原美紀さんに教えていただきました。
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(1)お米の入ったボウルに水を入れ、下から2回ほど返したら、すぐに水を捨てます。この「すすぎ」を2回繰り返します。
(2)次は「研ぎ」。水を入れない状態で、ボールを掴むように丸くした手で軽く研ぎます。水を入れたら、すぐに捨てます。この作業は3回繰り返します。水は透明になるまで研ぐと研ぎ過ぎです!旨みが全て水に流れてしまうので、少し濁った状態にしましょう。
(3)そして「炊く」ときの水加減が大事。新米は水分量が多いので、少な目にしましょう!(1合あたり大さじ1杯分の水を減らす)
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そして炊き上がったお米「ゆめぴりか」はふっくらツヤツヤ!
稲刈り作業が始まったばかりですから、農場の平沢さんも今シーズン“新米”を食べるのは初めて!「甘くて美味しい。今年は最高の出来」と話してくれました。

道の駅 たきかわ

【住所】滝川市江部乙超東11丁目 (国道12号沿い)
【電話番号】0125-26-5500
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滝川市近郊で獲れた新鮮野菜が並ぶ、道の駅の直売所でも、滝川産「ゆめぴりか」の新米が早くも入荷しています。道の駅直結の「福龍飯店(フーロンハンテン)」では、“江部乙産ゆめぴりか”100%にこだわっています。「五目あんかけご飯」は、お米だけでなく野菜にも滝川産の食材をふんだんに使っています。
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    ●お米のシフォンケーキ 594円
また、道の駅では、滝川産のお米にこだわった人気の加工品もあります。滝川産の米粉をつかった 「お米のシフォンケーキ」です。これには滝川市江部乙産の“米粉専用”のお米「ほしのこ」の米粉が使用されています。
「地元の米粉を使った付加価値の高い商品を作り、お米の魅力を伝えたい」と3年もの月日をかけて、試行錯誤の末に農家の奥様たちが手作りで開発した一品です。
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