どさんこワイド179

札幌ビル遺産〜変わりゆく街並みを見続ける「日之出ビル」

2019年3月15日(金)

札幌ビル遺産〜変わりゆく街並みを見続ける「日之出ビル」

古き良き昭和の魅力を建物から再発見するシリーズ企画・札幌ビル遺産。今回は札幌駅前通り、スクランブル交差点の一角に位置する昭和36年開業の「日之出ビル」を訪ねました。

日之出ビル

【住所】札幌市中央区南1条西4丁目
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札幌駅前通りのスクランブル交差点には、札幌三越、札幌パルコ、4丁目プラザそして今回の主役である「日之出ビル」があります。開業した昭和36年から同じ場所で、変わりゆく街並みを見続けてきた歴史あるビルです。50年近く続く立ち食いそば屋さんや喫茶店が入る他、書店やレンタルCD・DVDショップ、歯医者さんなども入る9階建て。
ビルの開業から10年後の昭和46年は「4丁目プラザ」が開店、「札幌三越」も現在の建物に建て替わり、さらに地下鉄大通駅が開業した年でもあります。同じ年に日之出ビルも本館の隣に新館を完成させました。
Cafe ひので
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    ●特製ミートソースセット(ドリンク付)770円
地下鉄大通駅直結の立ち食いそば屋さんから階段を上ったところに、昔から変わらない「Cafeひので」があります。およそ20のボックス席があり、昭和レトロの雰囲気が感じられます。ランチタイムでいただけるミートスパゲティの特製ミートソースはもちろん創業当時から変わらぬ味。銀色の器も創業当時から使い続けているものだそうです。
日之出ビル そばコーナー
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地下鉄大通駅の改札を出てすぐ、このお店の近くを通ると「ダシのいい香りがする」と思う方も多いのではないでしょうか。朝7時から夜9時まで営業していて、多い時は1日1000人が訪れます。そばを茹でる係、つゆを注ぐ係、具をのせる係…と注文から1分も経たずにおそばが出てきます。一番人気の「天ぷらそば」は390円。玉ねぎ・ニンジン・春菊のかき揚げがのったおそばです。
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