どさんこワイド179

キニナル〜壁が炭化…伝導過熱とは?

2017年8月7日(月)

キニナル〜壁が炭化…伝導過熱とは?

世間で今気になることに鋭く斬り込む“キニナル”。今回は、伝導過熱がテーマです。
  • キニナル〜壁が炭化…伝導過熱とは?
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8月3日(木)に東京・築地場外市場で7棟が全焼した火災が起き、その原因として“伝導過熱”ではないかと言われています。
“伝導過熱”とは、壁の内側にある木材などの燃えやすい素材に、熱が伝わって出火することです。火に触れていない状況でも、蓄積された熱で出火してしまします。
火災の火元となったラーメン店では、スープを作るための寸胴鍋と壁との距離が近かったため、寸胴の熱が壁へ伝わり、熱が壁の内部に蓄積、それによって発火し、火事に繋がった可能性があるそうです。壁の内側で発火したため、キッチンに火災報知器を設置してあっても、感知しにくいようです。

札幌市消防局のデータでは、2014年〜2016年の間に伝導過熱が原因で起きた札幌市内の火災は9件あり、そのうち半分以上の5件が一般家庭で起きています。

火災を専門に研究している諏訪東京理科大学の須川修身教授に、伝導過熱を防ぐ方法を伺ったところ、「コンロを壁から15cmを目安に離す」ことと、「壁に断熱材を使う」ことが大事とのことでした。
もし、コンロが設置済みで動かせない場合は、各メーカーで販売している「防熱版」をコンロの周囲に設置すると良いそうです。
壁への断熱材は、最近の建物には使われていますが、築年数が経過している建物の場合は各住宅メーカーに確認すると良いそうです。

●防熱版 パロマ2300円(税別)〜、リンナイ5000円〜
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