どさんこワイド179

キニナル〜住民困惑!キツネ出没!エキノコックスに警戒

2017年8月16日(水)

キニナル〜住民困惑!キツネ出没!エキノコックスに警戒

世間で今気になることに鋭く斬り込む“キニナル”。今回は、札幌の住宅地に出没しているキタキツネとエキノコックスがテーマです。
  • 住民困惑!キツネ出没!エキノコックスに警戒必要
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エキノコックスとは、寄生虫の名前です。何らかの形で人の体内に入ることで感染するのが「エキノコックス症」という病気です。日本では北海道に多くみられる感染症です。
エキノコックスの卵が人間の体内に入って幼虫になり、主に肝臓に寄生します。数年から10数年の潜伏期間の後、肝機能に障害を引き起こします。放置すると、命にかかわる場合もあります。

札幌市清田区の「三里塚公園」でキツネを目撃した男性にお話を伺いました。
「ラジオ体操の会場を下見したところ、キツネの糞がたくさんあったので、別の場所に変更しました。今まではこういうことは無かったです。」

エキノコックスの寄生サイクル

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エキノコックスの幼虫を持っているネズミを食べて、キツネの体内でエキノコックスが成虫になります。成虫が産む卵がキツネの糞に混ざってキツネの体外に出て、その糞がまた野ネズミに寄生するという形で、キツネとネズミの間でサイクルができています。
一方で、人間が触れるなどして感染する恐れがあります。

キツネの糞に触らないのは勿論ですが、体毛にも卵が付いている場合があるので、キツネにも触らないことが大切です。
また、ワンちゃんなどペットを飼っている方は、人間の目に触れていないところで、野ネズミやキツネの糞に触れている場合があり、そこから感染する恐れもあります。

感染予防法

  • 外から帰ったら手をよく洗う
  • キツネを近づけないよう、生ごみはきちんと保管する
  • 野山の山菜や果物などは、充分加熱して食べる(エキノコックスは熱に弱く、卵は100℃1分間の加熱で死滅する)
エキノコックスの卵は、人間の体内に入った直後は検査をしても分からず、潜伏期間が長いため、とにかく体内に入れないことが大事です。
また、ワンちゃんに寄生する恐れはありますが、キツネと同じで寄生主(ワンちゃん)に害を及ぼすことはないそうです。
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