どさんこワイド179

キニナル〜北海道のミサイル迎撃態勢、現状は?

2017年8月30日(水)

キニナル〜北海道のミサイル迎撃態勢、現状は?

世間で今気になることに鋭く斬り込む“キニナル”。今回は、北海道のミサイル迎撃態勢がテーマです。

日本のミサイル防衛体制と迎撃ミサイルの性能

  • キニナル
海上自衛隊のイージス艦迎撃ミサイル「SM3」と、航空自衛隊の地上配備型迎撃ミサイル「PAC3」が配備され、海と陸の2段構えとなっています。
ミサイルが発射されたら、「SM3」が海上の大気圏の外で迎撃します。万が一、それが外れた場合は、「PAC3」が着弾直前に打ち落とします。

迎撃ミサイルの性能について、軍事評論家で元陸上自衛隊陸将の山口昇さんに伺いました。
SM3を搭載しているイージス艦は4隻あり、射程距離は高度約500kmです。イージス艦2隻で日本全国をカバーでき、1つの目標(ミサイル)に対して2発撃てるそうです。
PAC3は全国各地に34基配備され、高度・半径共に数十km。
どちらも精度は100%ではありませんが、かなり高いそうです。

迎撃ミサイルの配備・展開状況は?

  • 迎撃ミサイルの配備・展開状況は?
詳細は軍事機密のため分かりませんが、イージス艦は日本海に配備されています。
PAC3は全国の大都市を中心に配備されており、北海道には千歳基地に2基あります。

北海道のミサイル迎撃態勢について山口さんに伺うと、
千歳基地の2基だけでは、北海道全域をカバーすることはできません。カバーできのは千歳周辺のみです。
しかし、北海道が狙われていると事前に予想された場合は、他地域のPAC3を持ってきて配備することになります。SM3はイージス艦1隻で十数個のミサイルに対応可能なので、二段構えの態勢で防衛することになります。
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