どさんこワイド179

キニナル〜公園を埋める落ち葉の行方は?

2017年11月1日(水)

キニナル〜公園を埋める落ち葉の行方は?

世間で今気になることに鋭く斬り込む“キニナル”今回は、公園を埋める落ち葉の行方を調査しました。
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大通公園の落ち葉は、札幌市公園緑化協会の委託業者が毎日回収しています。集められた落ち葉はトラックに積み込まれ、北区「百合が原公園」にある「落ち葉専用スペース」に運ばれます。
こちらには、大通公園のほか、中島公園など市内の公園から大量の落ち葉が運び込まれています。
落ち葉は微生物の力で発酵し、約1年で堆肥になります。
堆肥は再び大通公園に戻り、花壇の肥料として活用されています。

一方、歩道にある落ち葉は、その道を管理している機関が集めています。歩道で集められた落ち葉には砂利などが多く含まれているので、再利用はされずゴミとして処理されます。
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実は個人でも、公園や歩道など公共の場所の落ち葉を集めることができます。
無料配布している「ボランティア袋」に集めた落ち葉を入れると、「燃やせるごみ」と「燃やせないごみ」の日に、ゴミステーションに出すことができます。

「ボランティア袋」は、札幌に関しては、札幌市役所の環境事業部のほか、各区役所の地域振興課や各区の土木センターなどで配布しています。
ただし「ボランティア袋」が使えるのは、公共の場所のゴミ清掃に限ります。
自宅の敷地内の「落ち葉」に関しては、従来通り透明の袋に入れ「枝・葉・草」として、指定された日にゴミとして出すようにして下さい。
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