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ときめき野菜通信〜夏はやっぱりスイカパワー

2022年7月27日(水)

ときめき野菜通信〜夏はやっぱりスイカパワー

7月27日は“スイカの日”です。出荷本番を迎えたスイカの産地を訪ね、よりおいしく食べるコツや、夏バテ防止に最適な理由などをご紹介しました。

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富良野はスイカの生産量が道内トップ!出荷のピークはお盆だそうですが、すでに選果施設には生産者さんが育てたスイカが続々と持ち込まれています。

空洞のチェックや糖度・熟度の測定も全てオートメーション。自動箱詰め機で大切に箱に入れて道内外に出荷されています。
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JRふらの西瓜生産部会長・高田忠明さんの広い畑を訪ねました。

こちらでは大玉スイカを育てていて、最終的に10キロ近くになります。大変な作業のひとつが“玉返し”という作業です。まんべんなく太陽を充てることで色づきや味を良くし、形も良くするために、重いスイカをひとつひとつひっくり返していきます。
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立派なスイカの横に可愛らしい小さなスイカが。こちらは“小玉スイカ”ではなく、生育途中で間引いたものです。切ってみると中は真っ白。同じ大きさでも中身は全く違います。

美味しいスイカの切り方を教えていただきました。大きさにもよりますが、まず縦に1/4か1/8にカットします。そして、一番甘い果実の中心が行きわたるように切ります。
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スイカは食べる1時間半ほど前に切って冷やした方がよく、カットした後はラップをして早めに食べたほうが良いです。

スイカは夏バテ対策に最適と言われていますが、その理由を札幌保健医療大学の荒川義人先生に伺いました。
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スイカは90%が水分なので水分補給になるほか、スイカの赤い色素・リコピンが紫外線からカラダを守ってくれます。また、アミノ酸の一種“シトルリン”が血管を拡張し、血流を良くしてくれるという研究が進んでいるといい、それによって利尿作用があるということです。

荒川先生は「フードロスを減らすためにもスイカの皮や種も利用して」と話していました。“シトルリン”は皮の白い部分に集中しているので、漬物などとして食べるのがオススメです。種もミネラルやビタミンEが豊富です。種は乾かしてから炒って塩をかけるとおつまみになります。
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富良野では一般的な大玉スイカの他にも様々なスイカを作っています。ご贈答用の楕円形や超大型のスイカ、そして、今人気なのが小ぶりの小玉スイカです。

作業に追われる畠山正博さんの畑を訪ねました。この日はスイカひとつひとつに皿をひく作業をしていました。小玉スイカは大玉スイカよりもたくさん実がなるので大変な作業ですが、こうすることでまんべんなく色が付くようにします。
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畠山さんの畑では「ひとりじめ」という品種を育てています。皮が薄く、皮の方まで甘さがあるのが人気の秘密です。

畠山さんに小玉スイカの楽しみ方を教えていただきました。フルーツポンチがオススメです。皮を器にし、くり抜いたスイカや様々なフルーツを入れて炭酸を入れたら完成です。
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最後に大玉スイカを育てている高田さんにひと言いただきました。
高田さん:富良野のスイカは寒暖を利用して大変甘いのが売りです。バラエティに富んだいろんなスイカがあるので、夏バテにならないように夏を乗り切っていただきたいと思います。
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