どさんこワイド179

福永探偵社〜追跡!モザイク画の謎

2017年2月8日(水)

福永探偵社〜追跡!モザイク画の謎

北海道に潜むあらゆる謎や噂を解決していこう!というコーナー「福永探偵社」。今回は、村雨探偵とともに札幌市内の有名デパートにある“モザイク画”を調査しました。

「丸井今井札幌本店」に飾られている、謎のモザイク画を調査!

「丸井今井札幌本店」にある謎のモザイク画
札幌市豊平区の由香子さんから“巨大な謎のモザイク画”について調査依頼をいただきました。
そのモザイク画が飾られているのは、「丸井今井札幌本店」一条館9階〜10階の踊り場。作者名等はどこにも記載されてません。いつ、誰が、何のために作ったのでしょうか。
丸井今井の方に伺いましたが、店舗側でもすぐには分からないレベルの話とのこと。

そこで、美術品鑑定のプロである、美術品の鑑定・評価をする会の鳥谷部(とりやべ)守理事長に協力を依頼しました。
鳥谷部さんの推察では、100年近く前に作られたもので、素材の大部分は海外製、図案はおそらく鹿、とのこと。古くから鹿は“幸福を呼ぶ生き物”という考え方があり、縁起物ではないかと話していました。

1937年(昭和12年)7階遊戯場写真
写真右奥にモザイク画
さらに詳しい話を調べるために、丸井今井の歴史を知るOB専用のお部屋へお邪魔しました。
丸井今井は今年で創業145年。お部屋には、様々な歴史が記録された“社史”がありました。その中の「丸井今井70年史」を調べると、1937年、当時の7階遊戯場に、このモザイク画が飾られていたことが分かりました。

OBの代表である「丸井店友会」前田嘉一事務局長によると「竣工時に施工会社からたぶん贈られたもの」とのこと。
資料によると、丸井今井一条館を施工したのは、建築家の木田保造(やすぞう)氏が創立した建築会社「木田組」ということが判明。しかし、会社は現在存続しておらず、これ以上の記録を辿ることができませんでした。

そこで今度は、モザイク画そのものの制作・修繕をおこなう専門家、「造形工房 mosaica」薄井政俊さんに協力を依頼。
薄井さんは、モザイク画の緑色部分がステンドグラスの材料だと教えてくれました。モザイク画のプロは、ステンドグラスの材料はほとんど使わないそうです。ですが、技法や手法はかなりしっかりしているため、そこから何か特定できる可能性があるとのこと。

丸井今井に飾られているモザイク画の情報募集!

今回の調査をきっかけに、丸井今井札幌本店では、2月28日(火)までモザイク画を目の前で見る事ができるようにしてくれるそうです。
モザイク画に関する情報があれば、ぜひお寄せ下さい!新たな調査結果が出たら続編をお送りします。
もちろん、新たな調査依頼もお待ちしています!
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