どさんこワイド179

女性も危ない!?加齢臭対策

2017年2月22日(水)

女性も危ない!?加齢臭対策

五味常明院長
40代以上の男性では8割もの方が気にしていると言われる“加齢臭”。しかし、加齢臭は男性だけではなく女性にも起こりうるものです。今回は、体臭研究の第一人者として治療や研究を行う、東京の「五味クリニック」五味常明院長に、加齢臭の原因と、家でもできる簡単な対策方法を伺いました。

加齢臭とは

加齢臭発生のしくみ
加齢臭は、文字通り人間が年を重ねるにつれて出てくる中高年特有の臭いです。
皮脂腺の中の脂が加齢と共にだんだん酸化されると、臭いの元が出来ます。その一つが“ノネナール”という臭い成分で、こちらを加齢臭と呼んでいます。加齢臭だけではあまり不快さを感じませんが、汗に含まれるアンモニアの臭いが一緒になると、嫌な臭いになるとのこと。
耳の後ろや、首の後ろから臭うとも言われていますが、自分ではなかなか気付けないので、家族など身近な人にチェックしてもらい、ちゃんと教えてもらうことが大事です。

自分でもできる加齢臭チェック
自分でもできる加齢臭の簡単なチェック項目をご紹介しました。当てはまる項目はいくつありますか?

(1)肉類や脂っこい食事が好き
(2)野菜や果物をあまり食べない
(3)お腹いっぱいになるまで食べる
(4)タバコを吸う
(5)お酒をよく飲む
(6)生活が不規則
(7)過労や睡眠不足になりがち
(8)運動不足気味
(9)便秘がち
(10)ストレスを感じやすい

0個の人は加齢臭に無縁。今のままの生活を続けると良いでしょう。
1個でも当てはまる人は加齢臭予備軍。5個以上の人は要注意で、すでに加齢臭が出ている恐れがあるそうです。

自宅でできる!加齢臭対策

  • 和食
  • 重曹水
五味先生に、「食べ物」「お風呂」「洗濯」と、3つに分けて対策方法を伺いました。

食べ物編
臭いになるものを控え、臭いを作らない・抑えるものを摂取すると良いそうです。
臭いになるものは、お肉や脂っぽいもの。臭いを積極的に抑えるのは、ビタミンCやビタミンEが含まれるキウイ・ホウレンソウ・カボチャ・イクラ・鮭等、海草・大豆・豆腐類です。
飲み物は、コーヒーよりは抗酸化作用のより強い緑茶が良く、ポリフェノールが含まれる赤ワイン以外のアルコールは控えめにしましょう。
和食は、加齢臭対策が期待できる食材が多く含まれ、オススメです。

お風呂編
冬は、あまり汗をかかない分、汗の濃度が濃く臭いが出やすいので、やや熱めのお風呂に入って汗をかきましょう。洗いすぎは分泌を盛んにしてしまい逆効果なので、ほどほどにしましょう。朝風呂は必要ありませんが、寝汗の中には加齢臭をより強くするアンモニアが含まれているので、洗いすぎない程度にシャワーで流すと良いそうです。

洗濯編
五味先生は「皮膚の上で細菌が分解してできる加齢臭もあるので、衣類を殺菌することも重要」と言います。洗濯する前に40度前後のお湯に重曹を入れて、10分〜15分くらい衣類を浸けてから洗濯をすると効果があるとのこと。
コートやセーターなど洗えない衣類には、手作りできる“重曹水”を、湿るくらいスプレーしておくと消臭効果が期待できます。蒸発する時に、衣類に付いた臭いを一緒に取ってくれるそうなので、朝よりは前の晩などにスプレーしておくと良いでしょう。
重曹水は、水300mlに料理用重曹を大さじ1杯混ぜ、スプレーボトルに入れるだけで作れます。

加齢臭は病気ではありませんが、臭いがきつくなったりすると体調が崩れているサインかもしれないので、普段の生活を見直して対策をしてみてはいかがでしょうか。
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