どさんこワイド179

密着!仕事人〜登別の名湯を守る人たち

2017年2月24日(金)

密着!仕事人〜登別の名湯を守る人たち

北海道を支えている“仕事人”たちに、木戸聡彦アナウンサーが迫るコーナー「密着!仕事人」。今回は、来年で開湯160年を迎える「登別温泉」で“名湯”を管理する職人さんに密着しました。

仕事人・大宮一哉さん

大宮さん
「地獄谷」と呼ばれる、温泉が湧き出る「源泉」を管理しているのが「登別温泉 株式会社」の皆さんです。現場を仕切る大宮一哉さんは、この道30年の大ベテランです。
登別温泉は世界的にも珍しい9種類もの泉質を持ち、そのうち6種類がこの「地獄谷」から湧き出ています。源泉の管理で一番重要なのは、“変化”を見逃さないこと。「色」や「温度」、流れる「湯の量」などを365日、細かく観察して、登別温泉を守っています。
ぐつぐつ
煮えたぎる源泉は100℃にもなる場所や、ガスが発生している場所もあります。自然相手の仕事は常に危険と隣あわせです。サウナのように熱く湿気のある場所で、湯の花を取り除く作業なども行います。雨の日などはさらに視界が悪くなるそうです。一昨年は大雨の影響で、源泉の元が埋まり、温度の低下や、お湯の沸きも悪くなり、復旧に1か月を要したそうです。

名湯の宿 パークホテル 雅亭 / 登別温泉ホテル まほろば

おんせん
(写真は「まほろば」の清掃の様子)
こうして登別温泉を守っているのは大宮さん達だけではありません。源泉から受け取った湯を、今度は宿の担当者が数時間ごとに確認ながら、お客様に提供しています。お湯だけではありません。登別最大規模の大浴場をもつこちらの温泉宿では、31もある浴槽と浴場を、毎日、丁寧に清掃。岩肌に付着した湯の花まで流します。普段、私たちが気持ち良く浸かっている温泉は、仕事人の皆さんの手によって守られてきたものなんですね。

夢元さぎり湯(温泉銭湯)

銭湯
【住所】登別市登別温泉町60 
【電話番号】0143-84-2050
【営業時間】7:00〜21:00 
●入浴料 大人420円、子供180円



そんな大宮さんの一日の終わりは、登別温泉にある「温泉銭湯」でひとっ風呂浴びること。仕事でかいた汗を温泉で流す、最高のひとときです。
大宮さんは「温泉は生もの。気を遣う仕事ですが、やりがいがある。粗末にせず1滴1滴を大事にしたい。」と話してくれました。
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