どさんこワイド179

福永探偵社〜追跡!オロナミンCの謎

2017年11月14日(火)

福永探偵社〜追跡!オロナミンCの謎

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北海道に潜むあらゆる謎や噂を解決していこう!というコーナー「福永探偵社」。今回は、元気ハツラツ!でお馴染の「オロナミンC」の謎に迫りました。実は、年間の一人当たりの消費本数が全国平均3.1本に対し北海道は日本一の5.4本というデータがあります。なぜ、北海道で日本一飲まれているのか、調査開始です!

大塚食品 釧路工場 (操業1976年)

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まずは、釧路市音別町(おんべつちょう)にあるオロナミンCの製造工場を訪ねました。オロナミンCの原料に、音別町の「水」と道産の「ビート」で作られた甘味料が使用されています。この場所に工場を作った理由は、当時の社長・大塚正士(まさひと)さんの自伝に記されています。『音別川の水は、本社工場のあるわが徳島県の吉野川(よしのがわ)のように水質が良いので一番惚れ込んだのです』『釧路からの船運賃は、徳島〜東京間のトラック運賃の半額である。』ということで、現在では国内生産のおよそ半分が釧路工場で製造されています。

オロナミンCは農家さんや漁師さんの元気の源!?

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オロナミンCの一人当たりの
年間消費本数は…
江差町「22.4本」
中標津町「20.8本」
木古内町「20.4本」
上ノ国町「20.1本」

中でも道内で一番オロナミンCが売れるお店は中標津町にありました。中標津役場の方にうかがうと「オロナミンCは、農家さんや漁師さんがよく飲んでいる」という情報をいただきました。北海道は、農業や漁業という第一次産業に関わる方々が全国最多ですから、オロナミンCが日本一飲まれるのも「北海道」ということになるのかもしれません。

大塚製薬OBの方にも昔のエピソードを調査!

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では、どういうきっかけで農家さんや漁師さんに広まったのか、オロナミンC発売当時を知る、大塚製薬OBの菅原正さんに話をうかがいました。

今から52年前に発売されたオロナミンC。菅原さんは新商品を売り込む営業マンでした。当時、革新的だった炭酸入りの栄養ドリンクですが、それが思わぬ事態を引き起こしたのです。
「厚生省に“医薬品”として申請したようですが、炭酸入りの医薬品なんてありえない、ということで却下されたんです。」

その結果、大塚製薬の販売ルートである薬局には置けないことになりました。しかし、そこで逆転の発想が生まれました。「当時、薬局・薬店は町に1軒あるかないか。医薬品でないということになると、酒屋から菓子店まであらゆるお店が販売の対象となりました。」

そうして、菅原さんたちは新たな流通先を開拓していったのです。中でも、「農協」が各農家の注文を取って歩く際に、一緒に周ったところ売上がぐんぐん伸びたそうです。

作業中でも開けやすい!オロナミンC

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第一次産業とともに根付いたオロナミンCを確認したい!ということで、港町・羅臼町を訪ねました。
羅臼在住の中谷善子さんは「定置網漁に朝早く出掛ける従業員にいつもオロナミンCを持たせますよ」と教えてくれました。実際にオロナミンCは箱でストックされていました!これは30年ほど前からある光景だそうです。
そして中谷さんの息子さんで漁師の洋平さんは、「ゴム手袋を履いたまま、キャップを汚さずに開けられるので便利だなと思っています。ひと口目が塩水でしょっぱくなるのはちょっと…」と興味深い話も教えてくれました。
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