どさんこワイド179

どさんこ偉人伝〜郵便の楽しさを伝え続ける男

2017年12月13日(水)

どさんこ偉人伝〜郵便の楽しさを伝え続ける男

どさんこ偉人伝
ある分野をとことん突き詰めた道産子を“偉人”として表彰する新コーナー「どさんこ偉人伝」。今回は、送った郵便の数は1万8000通以上!郵便の楽しさを伝え続ける渡辺信雄さんをご紹介しました。

“郵便の楽しさを伝え続ける男”渡辺信雄さん

おもしろ遊便館
【住所】札幌市南区常盤2条1丁目
  • どさんこ偉人伝
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    ●入館料 大人300円、中学生200円、小学生100円
札幌市南区の真駒内通りに建つ、“遊ぶ”という字を使う「おもしろ遊便館」には、遊び心のあるユニークな郵便物が展示されています。
うちわ・帽子・哺乳瓶・ホタテの貝殻など様々なものが並んでいますが、全て“宛先”と“切手”が貼られた郵便物です。

実は、「定形外郵便」は、重さ4kg以内、一辺の長さが60cm以内、縦・横・高さの合計が90cm以内であれば、危険物でない限りどんな物でも送れます。
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郵便収入が低下していた昭和60年、郵政省で働いていた渡辺さんは「手紙の楽しさを知ってもらうアイデアになれば…」と、全道各地の郵便局や知人に大きな“折鶴”を手紙にして送りました。これが、ユニークな郵便“おもしろ郵便”の始まりでした。

その後、折鶴郵便の返事として全道各地から変わった郵便が届くようになり、今では合計6000通以上にもなりました。
渡辺さんは「この面白さを、もっと多くの方に知ってもらおう」と、退職を機に「おもしろ遊便館」をオープンしました。

退職金を使ってビルを丸ごと買ったそうですが、奥様・暉子(てるこ)さんは「男のロマンが(実現)できたら嬉しいんだろうなと思って…。お父さんが働いてくれたお金なので、私は何も言わないで、やってもらいました。」と笑顔で話していました。
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そこで、今回は木村アナが、渡辺さんと一緒におもしろ郵便を作ってみました。折り紙でカエルを折り、宛先を書きます。その後、渡辺さん“行きつけ”の郵便局へ…。渡辺さんは最近はほぼ毎日、多い時は1日に2〜3回も行くそうです。
郵便局の方も「私たちも楽しみながら拝見させていただいています。」と笑顔で話していました。

木村アナが出したカエル郵便はスタジオの松下アナ宛、渡辺さんが出したメガネケース郵便は福永アナ宛で、どちらもちゃんと届いていました。
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おもしろ郵便を始めた当初から渡辺さんと手紙のやりとりをしている方がいます。
滝上町に住む川上佳子さんは、ご主人が郵便局で働いていたことが縁で知り合いました。
36年前から続くやりとりの中で、川上さんにとって一番思い出深いのが、ご主人が亡くなった翌年からお正月に毎年届く“絵馬”の郵便です。

川上さん: (絵馬に)「川上さん頑張んなさいよ」って…寂しいと思って送ってくれたんだと思う。有難いです。

渡辺さんと川上さんの郵便のやりとりは、これまで200通以上。手紙を書くことが川上さんの元気の秘訣だそうです。

渡辺さんは、川上さんからの郵便を「おもしろ郵便館」の一画にまとめて展示していてます。中でも渡辺さんが驚いたのが、三味線を持った人形の郵便でした。人形にそのまま切手を貼って送られてきたそうです。

渡辺さん:“いろんなものを手紙で送れる”ってことを多くの人に知ってもらえれば、手紙離れが少なくなるかなって思っているんです。形のあるものって、記録に残るでしょう?私が送ったものを「大事にします」「宝物にします」って…。そこが手紙の魅力かなと思うね。
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