どさんこワイド179

浜直〜肉厚ぷりぷり!今が旬!釧路のカレイ

2018年12月13日(木)

浜直〜肉厚ぷりぷり!今が旬!釧路のカレイ

きょうの浜直は、身近で奥が深い魚「カレイ」の特集です。煮付けだけじゃない、ご家庭でも楽しめる意外な食べ方や、つい他の人に話したくなるカレイな雑学もご紹介しました。

釧ちゃん食堂

【住所】釧路市浜町3-18くしろ水産センター1階
【電話番号】0154-25-1117
【営業時間】7:00〜15:00
【定休日】日曜日
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カレイと言えば煮付けが定番。その煮付けの王様とも呼ばれる「ババガレイ」は冬の時期、産卵のために釧路の海に集まります。今の時期に獲れるババガレイは特に卵がたっぷり入っていて絶品なんです。
そんなババガレイの漁が盛んにおこなわれている釧路へ直行!まずは、地元の漁師さんも訪れるという「釧ちゃん食堂」にお邪魔しました。新鮮なネタが贅沢にのった「海鮮丼」も良いですが、今の時期が一番美味しい「ババガレイ 煮付け定食」をいただだきました。濃いめの甘じょっぱいタレが染みこんだ身と、ごはんの相性が抜群です。

カレイな豆知識!その1

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ここでアルマンさんによる「カレイな豆知識」のコーナーです。煮付けの王様と言われる「ババガレイ」は漢字で「母母鰈」と書きます。ババガレイのメスは冬の時期になるとお腹いっぱいに卵を作ります。それが子孫繁栄・商売繁盛を連想させる“縁起が良い魚”として東北地方ではお正月にババガレイの煮付けを食べる地域もあります。諸説ありますが、他の魚よりも多くの卵を作ることからそう呼ばれるようになったそうです。

釧路市漁業協同組合直売店 マルリョウ カロエ

【住所】釧路市浜町3-12
【電話番号】0154-21-6868
【営業時間】9:00〜14:30
【定休日】日曜日
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新鮮な魚介が揃う直売所を訪ねると、特大のババガレイがずらり並んでいました。ババガレイは触ると表面がヌルヌルしているのが特徴で、「滑多(なめた)ガレイ」という別名を持つことなどを直売所の久保田さんに教えていただきました。
松の木の皮に似ていることから名付けられた「マツカワ」や、ザラザラとした鮫肌が特徴の「サメガレイ」など、色々な種類のカレイが並んでいました。

カレイな豆知識!その2

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ここで再び、アルマンの「カレイな豆知識」のコーナーです。皆さん、世界にはカレイの仲間は何種類いると思いますか?

正解は、およそ100種類以上。そのうち北海道で穫れるカレイはおよそ30種類です。煮付けが美味しいババガレイの他にも、刺身にオススメなアカガレイやイシガレイ。オヒョウと言われるカレイは最大の種類で、体長4mにも達する事もあります。1年中出回っている身近な魚「カレイ」ですが、今はどんな種類が売られているかチェックしてみるのも面白いかもしれません。

和処よし田本店

【住所】札幌市中央区南1条西22丁目 マックスビル2階
【電話番号】011-616-9933
【営業時間】12:00〜14:30、17:00〜23:00
【定休日】日曜日
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豆知識を学んだ後は、煮付けだけじゃないカレイの意外な食べ方もご紹介しました。今回は、中央区にある和食料理店「和処よし田」の料理人・丹内栄治さんに、土鍋で作る「カレイの炊き込みご飯」を教えていただきました。

<材料4人分>
カレイ切り身3切れ、米3合、ダシ汁450cc
しょう油・みりん40cc、ゴボウ・ショウガ適量

<作り方>
(1)まずはカレイをサッと湯通しし、氷水にさらします。このひと手間は臭みを取り、鮮度を保つことにも繋がる、美味しく仕上げるポイントです。
(2)土鍋に生米・笹がきゴボウとみじん切りしたショウガをお好みの量いれます。その上に湯通ししたカレイの切り身を並べます。あとは醤油・みりん・ダシ汁をいれます。
(3)今回は土鍋なので沸騰するまで強火、それから弱火で12分、火を消して15分蒸します。もちろん炊飯器で炊くこともできます。
(4)ご飯が炊けたらカレイの骨をとってかき混ぜれば完成。海苔・ネギ・山椒などの薬味をトッピングするのもオススメです。
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