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教えてドクター!冬の乾燥肌対策“新常識”

2019年2月13日(水)

教えてドクター!冬の乾燥肌対策“新常識”

  • 医師に教わる冬の乾燥肌対策“新常識”
本日の特集は「札幌皮膚科クリニック」院長・安部正敏先生をスタジオに招き、体の洗い方や保湿剤の塗り方など、最新の冬の乾燥肌対策法を教えていただきました。

ハンドクリームの塗り方

Q:ハンドクリームの塗り方、「縦に塗る」「横に塗る」「回し塗り」正解は?
A:横に塗る
  • 医師に教わる冬の乾燥肌対策“新常識”
安部先生:手の甲などの場合、筋は横に入っているので、その筋に沿ってハンドクリームを塗るほうが成分が浸透しやすいです。
また、ハンドクリームは1日4回以上塗るのがおすすめです。4回以上塗ることで、手の水分量が1日中保たれたという研究データもあります。

体の洗い方

  • 医師に教わる冬の乾燥肌対策“新常識”
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    日本てぬぐい
安倍先生によると、乾燥肌にはゴシゴシ洗いは避けた方が良いそうです。オススメは石鹸やボディソープを十分泡立てて“手を肌に滑らせるように”洗うことです。“日本てぬぐい”は肌触りが良く優しく汚れを落とすので、こちらも泡立てて肌を滑らせるように洗うと良いです。
ボディソープは、肌の保湿成分を保つものを選ぶと良いでしょう。

保湿する際の新常識

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Q:保湿剤を塗るタイミング、「朝起きた時」「風呂上がり」「いつでも良い」正解は?
A:いつでも良い

安部先生:「お風呂上りが良い」とも言われていますが、ここ4〜5年の研究で「塗るタイミングはいつでも良い」という結果が出ています。
塗る回数は、部位にもよりますが朝晩2回、最低でも1日1回は塗った方が良いです。
保湿剤は入手しやすく価格が手頃という面で「ワセリン」が便利です。全身に使えます。
塗る量の目安は手のひら片面で0.3g(グリーンピース1個分)です。肌表面がテカテカ光る程度に塗り、ティッシュを手にのせて下に向けると、少しの間を置いてティッシュが落ちる程度がちょうど良い量です。ティッシュがすぐに落ちるのは量が足りません。
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