どさんこワイド179

札幌の歴史を歩いて探訪!てくてく洋二〜真駒内編

2019年4月4日(木)

札幌の歴史を歩いて探訪!てくてく洋二〜真駒内編

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北海道の知られざる歴史を、木村洋二アナウンサーと専門家が歩いて辿るコーナー「てくてく洋二」。今回は、「札幌発展の礎 一大住宅地”真駒内”の正体」をテーマに南区真駒内を探訪しました。案内人は「街歩きで札幌を知る会」代表の田中亮平さん。独自で真駒内の歴史について研究をしています。

今から約100年前の真駒内は…

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一人のアメリカ人が切り開いた「種畜場」と呼ばれる大きな牧場でした。今の真駒内中心地がすっぽり入ってしまうほどの広さで、牛や馬、豚、ウサギなどを育てていました。用水路など当時の名残が今でも残っています。

エドウィン・ダン記念館

【住所】札幌市南区真駒内泉町1
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アメリカ人のエドウィン・ダンは、明治6年に北海道へやってきた畜産技術の伝道師。牛や馬などの飼育方法や酪農の仕方を日本人に教え、現在の畜産業の礎を築きました。用水路を造ったのもこの人。記念館には、当時の牧場を再現した模型やエドウィン・ダンに関わる絵や写真が展示されています。

真駒内が大酪農時代だった名残が真駒内駐屯地の中にありました。駐屯地内には牛舎「サイロ隊舎」が残っており、最上階は展望台になっています。当時の面影がそのまま残っている貴重な建物です。
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アメリカ村

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真駒内にはアメリカ進駐軍の基地「キャンプ・クロスフォード」があり、基地の周りには兵士のための劇場や工場・教会などが建てられました。こうして異国の環境が整うにつれて、真駒内はアメリカ村と呼ばれるようになりました。
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当時、進駐軍の兵舎で生活していた久守将幸さんにお話を伺いました。久守さんは昭和25年10月、自衛隊の前身の組織「警察予備隊」に入隊。教会でアメリカ人の神父からお話を聞いたり異国の文化に触れあっていたそうです。

基地の隣にあった真駒内本町で60年余りお店を営む長谷川洋介さんにお話を伺いました。アメリカ村の時代は食品を扱っていて、この店にもアメリカ人がよく買い物に来て、英語で接客をされていたそうです。
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五輪団地

進駐軍が入ってから約10年、アメリカ村と呼ばれた真駒内の地は日本に返還され始めました。札幌五輪までに町の近代化が急激に進み、地下鉄も開通。団地も増えてアメリカ村は次第に姿を消していきました。元選手村として有名な「五輪団地」には田中さんも幼い頃に住んでいたそうです。ここは元々アメリカ村の家族宿舎があった場所で、緩やかなカーブを描く道路の形は当時から変わっていませんでした。
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