どさんこワイド179

福永探偵社〜スーパーで流れる謎のメロディーを探れ!

2019年10月8日(火)

福永探偵社〜スーパーで流れる謎のメロディーを探れ!

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北海道に潜むあらゆる謎や噂を解決していこう!というコーナー「福永探偵社」。今回は、一度は聞いたことがある謎のメロディーの正体を調査しました。

あのメロディーはどこから?

福永探偵社に入社した新人探偵の佐々木美波アナが今回初任務にあたります!
多くの人が聞いたことのあるスーパーで流れているBGM、一体売場のどこから流れているのか、また何のために流しているのか市内のスーパーへ向かい調査しました。
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スーパーの食品売り場を調査してみると、謎のBGMがどこからか聞こえてきます。音の主はラジカセではなく、その隣に置かれていた顔がついた白いスピーカーからでした。この可愛い顔つきスピーカーは「呼び込み君」というもので、特売品コーナーを活気づけるため店内数カ所に設置されていました。調査の結果、呼び込み君は道内およそ8割のスーパーに置いてあることがわかりました。

呼び込み君の誕生

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呼び込み君を生産しているのは群馬県にある電気機器の製造メーカー“群馬電機”、従業員130人規模の中小企業でした。呼び込み君が誕生したのは2000年で、今も月200台ほど全国的に売れており、お値段は1台約3万円です。開発を担当した藤巻剛さんに、誕生の経緯を伺いました。
音で耳に訴えるという開発コンセプトがあり、ウキウキするとつい1品2品余計に買ってしまうという人間の心理があるので、“音にこだわった商品”をということで呼び込み君の開発に繋がったそうです。
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本当に音楽で購買意欲はそそられるのか、音楽心理学を研究する北海道大学の安達真由美教授によると、音楽が有るときの方が無いときよりもお金を使ってもいいと思う傾向にある、という研究がイギリスで立証済みだと教えてくれました。呼び込み君は軽快なテンポでポジティブな印象を聞き手に与えるので、お客さんを惹きつける一因になっているのではと話してくれました。
その効果は呼び込み君の売り上げの数にも表れており、スーパーの全国店舗数22225店舗に対し、呼び込み君の販売台数は約4万個!全店舗に1つ以上はあるという計算になります。

メロディーに秘密が?

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呼び込み君のメロディーは何故ここまで広まったのか?音楽のプロフェッショナルを訪ねて、札幌大谷大学へ向かいました。東京芸術大学で作曲を学び全日本のコンクールでも賞を獲得する小山隼平准教授に協力していただきました。メロディーを分析した結果、音の幅がすごく狭くワンフレーズで5個の音しか使っていないことでメロディーが覚えやすいのがポイントになっていました。また、同じ音が繰り返されているのも覚えやすいポイントの1つです。大ヒット曲「おさかな天国」にも同じ法則が使われています。「BGMは買い物を邪魔しないのが理想、そういう意味ではすごく良く作られている曲」と呼び込み君のメロディーは小山准教授も大絶賛!食品売り場に適した音楽でした。
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呼び込み君のメロディーには人の耳に残りやすい様々な裏付けがありましたが、実は製造元の群馬電機はそこまで計算して作っていたわけではありませんでした。単純に“軽快で明るい曲”を目指した結果、音域が狭く繰り返しの多い、耳に残りやすい音楽になりました。
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