どさんこワイド179

密着!仕事人〜犬と飼い主に寄り添う犬用車イス職人

2019年10月31日(木)

密着!仕事人〜犬と飼い主に寄り添う犬用車イス職人

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北海道を支えている“仕事人”たちに迫るコーナー「密着!仕事人」。今回は、札幌で犬用の車イスを作る仕事人に密着しました。

ONE OFF PRO(ワン・オフ・プロ)

【住所】札幌市東区北38条東6丁目2-15
【電話番号】011-752-2635
※作業中で出られない場合があります。
【営業時間】平日9:00〜18:00、土曜日9:00〜12:00
【定休日】日曜日・祝日・第二・第四土曜日
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犬用の車イスを作っているのは、札幌市東区にある小さな工房です。高木浩行さんは一人で車イスを作っており、部品などはすべてオーダーメイド。犬の種類や体格によって微妙にデザインも異なります。人間と違って話すことの出来ない犬は、少しでも体に合わないと逆に負担になってしまうので、高木さんが一匹一匹寸法を細かく測り制作します。「快適に自分の足のように使ってほしい」という思いから、すべて手作りにこだわっています。
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近年ペットブームで高齢犬が増え、需要がどんどん増えてきている犬用の車イス。この日は小型犬の部品を作っていました。一つ一つオーダーメイドなので、1台作るのに2〜3週間はかかるそうです。タイヤの近くにバネをつけ、車輪からの振動を緩和させる装置“サスペンションシステム”をつけ、走る時に地面から伝わる振動を軽減し、かつ安定性も高まっています。高木さんが作る車イスを使うと、犬も生き生きしていると評判です。
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先月車イスが完成したという佐藤さん家のくるみちゃんに会いに行きました。くるみちゃんは16歳、人間で言うと80歳以上の高齢犬です。病気で前足が上手に動かせないということで、特製の車イスを発注しました。頭をのせるクッションが付いているので、前足に負担をかけずに歩けるようになっています。「もしかしたら車いすは嫌かな、と思ったけどそうでもなさそうで。やっぱり安心しました。」と嬉しそうに佐藤さんは話していました。
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犬と飼い主に寄り添う高木さん、車イスを作るきっかけはかつて飼っていた愛犬リュウ君の存在でした。高木さんの実家は元々親子3代続く町工場。ヘルニアで歩けなくなってしまったリュウ君のために自分の工房で試行錯誤し、2年かがりで車イスを完成させました。リュウ君の車イスが口コミで広がり、12年前から本格的に高木さんの車イスの制作が始まりました。
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高木さんの仕事は車イス作りだけではありません。この日はメンテナンスにお客さんが来てくれました。園木さん家の命(みこと)ちゃんは、2年前にヘルニアで後ろ足が動かなくなってしまいました。もう歩けなくなると諦めてしまう、と最初は車いすを使うことをためらっていましたが、高木さんの「車イスを使うことによって歩けるようになるかもしれない。補助ではなくリハビリ器具として考えてほしい」という言葉に背中を押され、車イスを発注しました。みことちゃんは車イスを使い始めてから歩く感覚を思い出し、車いすがなくても足が少し動くようになりました。すっかり車いすを気に入り元気に走っています。今ではドッグレースの車イス部門にも出場しています。
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