どさんこワイド179

北海道100年物語〜大正から続く湖畔のもてなしの宿

2019年12月26日(木)

北海道100年物語〜大正から続く湖畔のもてなしの宿

北海道で長年愛されるものやお店の魅力に迫る「北海道100年物語」。今回は、支笏湖のほとりで100年以上続く丸駒温泉旅館をご紹介しました。

丸駒温泉旅館

【住所】千歳市幌美内7番地
【電話番号】0123-25-2341
【日帰り入浴時間】10:00〜15:00
【日帰り入浴料金】大人(中学生以上)1000円 小学生500円 幼児(3歳以上)200円
  • 北海道100年物物語〜大正時代から続く丸駒温泉旅館
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大正4年創業、支笏湖のほとりで100年以上続く温泉宿です。
100年間、大切に守り続けてきた秘湯の露天風呂は、足元から温泉が自然に湧き出ている全国的にも珍しいタイプです。季節や雨量によってお湯の深さが変わり、夏から秋にかけては温泉の水位が上がるので立ったまま入浴するというユニークな体験もできます。
露天風呂からは支笏湖を一望できます。
  • 北海道100年物物語〜大正時代から続く丸駒温泉旅館
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館内の廊下には100年の歴史を振り返るパネルを展示してあり、四代目代表取締役社長・佐々木義朗さんが案内してくれました。
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大正4年、創業者の佐々木初太郎さんが当時未開の地だった支笏湖のほとりで温泉を発見、小さな温泉宿を開業しました。昭和30年頃までは宿に続くしっかりした道路がなかったので、お客さんは船で行き来していました。
当時の貴重な映像には、初太郎さんが宿を後にするお客さんに向かって両手をあげて別れを惜しむ姿が残っています。
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跡を継いだ二代目・佐々木ヨシヱさんも、いつまでもお客さんに手を振り続けていました。湖は遮るものがないため見えなくなるまで30〜40分間ずっと手を振る必要がありましたが、山中の一軒家に来てくれたことへの感謝の想いから手を振り続けていたそうです。
お客さんが見えなくなるまで手を振ってお見送りをする習慣は、現在も引き継がれています。
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三代目・佐々木金治郎さんは、近代化が進む中で、支笏湖で獲れるヒメマス等の自然を守るための活動に力を注ぎ、地域の方と協力して美しい支笏湖を守ってきました。
現在の丸駒温泉旅館が目指す“こころの古里”のベースを作ったのは金治郎さんだそうです。
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    ●囲炉裏会席 初太郎物語 1室2名平日(湖水側客室) 1万7050円+入湯税 ※1日5組限定
1日5組限定の「囲炉裏会席 初太郎物語」は“こころの古里”というイメージにピッタリの宿泊プランです。支笏湖でとれたチップ(ヒメマ)の串焼きや、イモモチが入った鴨鍋など、美味しくて心がホッとするような料理がいただけます。
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四代目にこれからの決意を伺いました。

四代目・義朗さん:年を取ってくると昔を懐かしんだり、今まで綺麗だと認識がなかったものを見て「すごく綺麗だ」と感じたりします。特に環境は我々地元の者がしっかり守っていかなければいけないのではないでしょうか。私達だけのものではないので、地域の宝物として残していかなければならないという責任は強く感じていますね。

年内は満室ですが、元日と1月3日(金)、6日(月)以降はわずかに空室があるそうです。宿泊できなくても日帰り入浴は通常通り利用できます。
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