どさんこワイド179

専門家が解説!教えて!横田先生!

2020年5月25日(月)

専門家が解説!教えて!横田先生!

本日の特集は、札幌医科大学教授の横田伸一先生に、新型コロナ関連のニュースなどでよく聞く言葉の意味や、緊急事態宣言解除後の心構えなどを分かりやすく解説していただきました。

「ウイルス」と「細菌」の違い

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「細菌」は生き物なので自分で増え、「ウイルス」は生き物ではないので自分で増えません。食べ物の上についた細菌は室温で放っておくとドンドン増えていきますが、ウイルスは人の体の中に入って、細胞を乗っ取り増えていきます。増えたウイルスは外に出て次の人の細胞に感染し、また増えていきます。なので、人と人との接触、人から物、物から人と感染経路を絶つことが重要になってきます。

「ワクチン」と「アビガン」の違い

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「ワクチン」は感染前に使う予防薬、「アビガン」は感染後に使う治療薬です。アビガンは元々、新型インフルエンザウイルスが出た時に緊急的に使うための薬ですが、今回のコロナウイルスにも効くんじゃないかという事が期待されています。しかし、ワクチンもアビガンもまだ安全性の確認がとれない等の理由から、正式に医療の現場で使える段階にありません。新たに開発して広くいきわたるまでには、一般的に数年から10年ほどはかかるそうです。

緊急事態宣言を解除すると、人の活動が再開し、感染などのリスクが高まります。緊急事態宣言解除となっても決して気を緩めることなく、より予防策を徹底することが求められています。

「消毒」と「除菌」の違い

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「除菌」は環境やモノから細菌やウイルスを無くす事。消毒の「毒」は感染という意味で、感染を消すという意味なので、大きな違いはありません。なので、ハンドソープなどを買う時に消毒や除菌の文字に過敏になる必要はありません。
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横田先生:「解除」という言葉に惑わされないでほしい。解除は終わりではなく始まりです。自分たちに感染防御行動の責任が負わされたと捉えた方がいいと思います。このウイルスは、知らないうちに感染が広がっていく非常に厄介なウイルスです。一人一人が感染予防行動をしっかりとすることで、社会を閉じる自粛の宣言が無くなっていくかもしれません。それを続けていく事が必要だと思います。
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