NORD島太星のお仕事トコトン体験記!十勝で酪農のお仕事に密着
2020年7月30日(木)
NORD島太星のお仕事トコトン体験記!十勝で酪農家に密着
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写真左から岡崎和久アナ、島太星さん
北海道の暮らしを支える知られざる大事なお仕事を、この春どさんこワイドのレギュラーになった深川市出身の島太星(たいせい)さんが体験する企画「島太星のお仕事トコトン体験記」。今回は十勝・新得町で酪農のお仕事を体験しました。
島さんは北海道出身ボーイズグループ・NORD(ノール)のメインボーカルを務めています。
島さんは北海道出身ボーイズグループ・NORD(ノール)のメインボーカルを務めています。
共働学舎 新得農場
十勝・新得町にある農場で、100ヘクタールの敷地で約100頭の“ブラウンスイス”という牛を育てています。ブラウンスイス種は牛乳はもちろん、チーズなどの加工品にもピッタリで、こちらでは学校給食やスーパーで売られる牛乳の他にチーズも作っています。
代表・宮嶋望さんに伺うと、新型コロナウイルス感染症の影響で出荷するミルクを受け入れる先のタンクが消費されずにいっぱいになり、売り上げも半分以下になったそうです。
宮嶋さん:(従業員)60人抱えて生活を守らなきゃならない身としては「ウカウカしてられないぞ」という気持ちが強いですね。
宮嶋さん:(従業員)60人抱えて生活を守らなきゃならない身としては「ウカウカしてられないぞ」という気持ちが強いですね。
4:30 朝の搾乳作業
最初のお仕事は朝の搾乳です。8つに分かれたケージに1頭ずつ入り機械で搾乳します。牛が自ら順番にケージの中に入っていっていました。
島さんは“前絞り”という大事な仕事を任されました。機械で絞る前に手で搾乳し、異物や健康トラブルがないか確認します。
搾乳は1日2回行い1頭で約20kgの牛乳を出します。北海道の美味しい牛乳はここから生まれます。
島さんは“前絞り”という大事な仕事を任されました。機械で絞る前に手で搾乳し、異物や健康トラブルがないか確認します。
搾乳は1日2回行い1頭で約20kgの牛乳を出します。北海道の美味しい牛乳はここから生まれます。
6:00 搾乳後のエサやり→放牧地へ誘導
牛が食べる牧草の量は1日20kg、エサやりは意外と重労働です。
エサやりの後は放牧です。乾燥した牧草ではなく青々と茂った草を食べさせる為、牛は1日のほとんどを放牧で過ごします。
こちらには放牧地がいくつかありますが、この日は一番遠い700m程離れた場所へ移動させます。牛を誘導するのも仕事の一つです。足場も悪い農道を歩きながらマイペースな牛の誘導するのは、予想に反して体力のいる仕事でした。
エサやりの後は放牧です。乾燥した牧草ではなく青々と茂った草を食べさせる為、牛は1日のほとんどを放牧で過ごします。
こちらには放牧地がいくつかありますが、この日は一番遠い700m程離れた場所へ移動させます。牛を誘導するのも仕事の一つです。足場も悪い農道を歩きながらマイペースな牛の誘導するのは、予想に反して体力のいる仕事でした。
10:00 牛舎の掃除
続いては、最も過酷な“うんち”の片づけ、肉体的も精神的にもこたえる仕事です。美味しい牛乳を出してくれる牛の為には欠かせない作業です。
休憩時間に今朝絞った新鮮な牛乳をいただきました。島さんは「頑張って働いたから1杯の重みが全然違う」と美味しく飲んでいました。
休憩時間に今朝絞った新鮮な牛乳をいただきました。島さんは「頑張って働いたから1杯の重みが全然違う」と美味しく飲んでいました。
12:00 チーズ作り
新得農場ではチーズ製造もおこなっています。その仕事もお手伝いさせていただきました。長いモノでは熟成に1年近くかけるものもあります。
丹精込めて作ったラクレットチーズを試食させてくれました。
丹精込めて作ったラクレットチーズを試食させてくれました。
14:30 仔牛にミルクやり
最後の仕事は仔牛のミルクやりです。生後1週間の赤ちゃんにあげるのは、もちろん搾りたての温かいミルクです。仔牛は元気いっぱいに飲んでいました。仔牛が成長してミルクが出せるようになるまで約16ヵ月かかります。
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宮嶋さん:2年ぐらいは生産性が無いけど、その後、非常に良いミルクを出して僕らの暮らしを支えてくれます。