どさんこワイド179

どさんこネイチャー“摩周ブルー奇跡の清流・西別川”

2020年8月4日(火)

どさんこネイチャー“摩周ブルー奇跡の清流・西別川”

北海道の自然の魅力に迫る企画「どさんこネイチャー」。今回は摩周湖の伏流水がもたらす水の絶景です。大変貴重な野生のシマフクロウや水中の花畑の撮影に成功しました。

西別川

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神秘の湖・摩周湖の伏流水が源となった西別川は、摩周湖の南にある標茶町から根室海峡まで続く清流です。
「虹別コロカムイの会」のご協力のもと、事務局次長・阿部信行さんと共に、水源を目指して西別川の上流を進みました。
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西別川上流は冷たくて綺麗な水を好む水草・バイカモの国内最大級の群生地です。
見頃を迎えたバイカモの花は水の中にも咲いていて、まるで“水中の花畑”のようです。
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さらに上流へ進むと、一般の人はほとんど知らない滝がありました。
釣りをする人達が大滝と呼んでいるそうです。滝つぼの中を覗いてみると、エゾイワナやニジマスがいました。

西別川で獲れた魚の記録は、古くは江戸時代まで遡ります。中でも西別川で生まれ育ったサケは高く評価され「加賀屋氏 大宝恵(別海町郷土資料館附属施設加賀家文書館蔵)」に11代将軍徳川家斉から唯一「献上鮭」の名が与えられたと記されています。当時の文献「絵本雑録記(別海町郷土資料館附属施設加賀家文書館蔵)」にも記されており、いわば日本最古のブランド鮭です。
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豊かな恵みを育んできた西別川の水源を目指して、さらに進みます。美しい森は、まるでスタジオジブリの世界に迷い込んだようでした。
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摩周ブルーが湛える神秘の泉は人知れず森の中にありました。摩周ブルーの清流・西別川の“はじまり”です。
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阿部さんは「このような環境のところにシマフクロウもいる」と話します。
絶滅危惧種であるシマフクロウは道内の生息数はわずか165羽程度、地元では保護に向けた取り組みが続けられています。
「虹別コロカムイの会」会長・舘定宣さんは、夏は木の葉が生い茂っているためシマフクロウを探すのは至難の業と言いますが、どさんこネイチャー取材班は諦めません。
何とか見つけたいと探していると、なんと今年の春に生まれた、生後5ヵ月程度になる幼鳥を見つけることができました!
幼鳥の姿こそが、川の環境が地元の人たちによって守られて続けていることの証といえるのではないでしょうか。
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舘さん:やっぱり川と森は一つ、全て繋がっていると思います。これからもみんなで力を合わせて少しでもより良い環境をつくるので『安心して西別川流域に棲んでくれよ』と言いたいですね。
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