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教えてドクター!名医が生解説!秋の呼吸器トラブル

2020年9月24日(木)

教えてドクター!名医が生解説!秋の呼吸器トラブル

  • 教えてドクター!名医が生解説!秋の呼吸器トラブル
「国民のための名医ランキング(桜の花出版)」に3回連続で掲載された「医大前南4条内科」院長で呼吸器専門のスペシャリストの田中裕士(ひろし)先生をお招きし、年配者だけでなくすべての年代でこの時季気を付けたほうがいい呼吸器トラブルについて詳しく伺いました。

秋に注意!呼吸器トラブル

(1)寒暖差に負けない体づくり
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寒暖差によるストレスで自律神経が乱れると呼吸器にも症状が出てきます。
腕が冷えると神経を介して鼻の粘膜が腫れて、鼻がつまりやすくなるとのこと。
気温が下がってきたら夏の服装をやめて、腕を出さない服装に変えることが大切です。二の腕をさすることも効果があるそうです。

体を冷やさない以外にも、寒暖差に負けない体づくりのポイントとして“良い睡眠”があります。
良い睡眠をとることで自律神経が整い免疫力が上がります。

良い睡眠をとるには「お風呂で体をあたためること」と「呼吸法」が効果的です。

お風呂は睡眠2時間前に、39℃〜40℃のお湯に10分以内につかると良いです。半身浴をしている人は前半5分を半身浴、後半5分は肩までつかると良いでしょう。

良い睡眠をとる呼吸法は、吸った時間の2倍かけて吐くと自律神経が整い、手や足の血管が開いて血の巡りが良くなります。だいたい4秒吸って8秒吐くと良いです。この呼吸法はいつ行っても大丈夫です。
(2)秋に増えるダニアレルゲン
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ダニは8月をピークに増えます。ダニの寿命は4〜6週間なので、約1.5カ月後の10月に布団や絨毯等にダニの死骸やフンが沢山増えます。それらを吸うと、アレルギーが増えるそうです。

布団等を清潔に保つのが一番ですが、ダニを撃退するのに最も効果的なのはコインランドリーの高温乾燥です。
布団の天日干しは日陰へとダニが逃げるので退治にはならず、掃除機で布団を吸い込むのもダニには爪がついているのでとれないそうです。

コインランドリーで洗濯だけでなく高温乾燥までさせれば、ダニは60℃以上で死滅するので、爪もはがれてダニが落ちます。布団乾燥機も高温なので良いそうです。
布団のクリーニングはダニが増える今の時季にやっておくと効果的です。
(3)春だけじゃない!秋の花粉症
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秋の北海道は「ヨモギ」「ブタクサ」「カナムグラ」などの花粉が飛びます。
ただ、これらの花粉は40m〜50mしか飛ばないため、沢山生えている場所を避けて通れば予防可能です。
対策は春の花粉症と同じで、マスク・めがね・手洗い・うがいで大丈夫だそうです。
(4)乾燥から体を守る
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部屋の湿度と温度の理想は、湿度50%〜55%、室温25℃ですが、難しい所では服を着て暖かくし、マスクをして補うと良いそうです。
外出時に室温と7℃以上の寒暖差があると自律神経を介したアレルギー反応が出るため、室温を上げ過ぎないこともポイントです。

田中先生:これから乾燥と寒暖差があるので喉が乾きます。喉の乾きを防ぐためには、こまめな水分補給が大事です。新型コロナだけでなく、風邪やインフルエンザ等にかかるかもしれないので、免疫力を高めるために自律神経を整えることを意識して生活していただければと思います。
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