ＳＴＶ札幌テレビ

北海道を代表するコーヒーの達人に、お家で飲むコーヒーがより一層美味しくなる裏技を教えていただきました。たったひと手間だけで、コーヒーの味と香りがぐっと上がります。

【住所】札幌市中央区南14条西6丁目 KCメープルコート1階
【電話番号】011-513-8338
【営業時間】平日10:00〜19:00、土曜日･日曜日･祝日9:00〜19:00

美味しいコーヒーの淹れ方を、オーナーの後藤栄二郎さんに教えていただきました。後藤さんは、アメリカのコーヒー協会が認める「コーヒーソムリエ」と「生豆鑑定士」を北海道で初めて取得したほか、コーヒーを入れる技術を競う大会で日本一や世界3位に輝いたことのあるコーヒーの達人です。

自宅でコーヒーを美味しく淹れる裏技を3つ教えていただきました。
(1)コーヒーメーカーでコーヒーを淹れる前に、粉をセットせず水だけで淹れる“空焚き”をして淹れ始めに熱々のお湯が出るようにします。空焚きをすることでコーヒーをためるサーバーが温まり、空焚きでできた熱湯であらかじめカップを温めておくと飲むコーヒーの温度が上がり、コーヒーの香りがより一層豊かに出ます。

(2)空焚きの際にペーパーフィルターをセットしてフィルターを濡らしておきます。濡らすことでコーヒーの味わいと香りが紙に吸い込まれずコクと深みのあるコーヒーを淹れられます。

(3)コーヒーが落ち切ったら、カップに注ぐ前にかき混ぜます。淹れ始めの美味しい部分が下にたまり、上の方は香りも味も薄くなっているので混ぜて均一にします。

(1)ティースプーン1杯分のインスタントコーヒーをカップに入れます。
(2)出来るだけ少ないお湯(20〜30cc)でコーヒーを溶かします。
(3)必要な分だけ牛乳を入れます。

お湯を少なくすることでコーヒーの香りが濃厚になり、コーヒーのまろやかさと牛乳のなめらかさが一体となったカフェオレに仕上がります。

コーヒーに入れると味わいや香りが変化する、後藤さんオススメのちょい足し素材を教えていただきました。
蜂蜜やジャムなど様々な食材がありますが、中でもオススメは「オレンジスライス」です。オレンジの爽やかな香りが加わり、コーヒーの渋みが弱くなり飲みやすくなります。オレンジスライスを入れて5秒ほど待つだけ、冷めても美味しくいただけます。