牛乳を飲みましょう!
2020年10月14日(水)
プロデューサーの山谷です。
自分のことで恐縮ですが、10年ほどSTVの報道部で記者とデスクをしていました。
事件や事故などがあれば、もちろん取材に飛び回っていましたが、
自分に課していた取材のテーマのひとつを「北海道の農業」として、
北海道の農業や「食」をテーマにの取材もたくさんしていました。
北海道は農業や酪農が産業の大きな柱です。
農業の取材を通して、北海道の未来を探れないか、なんてちょっと大上段に思いながら
農業の取材を続けていたころ、もう20年近くも前ですが、
BSEの問題が起こり、北海道の酪農家のみなさんもこの問題に直面しました。
その時、あらためて、農業、酪農自体の大切さ、「食」と向き合い伝えることの大切さ、
そしてメディアに関わる1人として、
北海道の農業や酪農の現状をどのように伝えるべきか、と悩んだことを思い出します。
でもその時から比べると、北海道の農業や酪農は大きく変わったような気がしています。
今では、農業に対する理解は「食の安全・安心」という形で
より身近な形で深まっているのが今だと思います。
例えば、デンマークまで農業の取材に行ったとき、
豚舎がとても広くて明るかったのにびっくりしたことがありました。
日本では割と暗い豚舎で豚を育てている農家も多かったからなのですが、
最近、ロケなどで豚舎に行くと明るい豚舎も多くなり、
農業の技術や環境が大きく変わったことを実感してしまいます。
そんな中、このコロナ禍で学校が休校したことも影響して
学校給食の機会が少なくなり、牛乳の消費が停滞して
北海道の酪農家が困っているということがニュースなどで取り上げられ始めたとき、
ツイッターなどで「牛乳チャレンジ」という呼びかけが広がり、
北海道知事も牛乳を飲む動画をツイッターに上げたりして話題になりました。
その呼びかけは「牛乳チャレンジ」として広がり、
牛乳の消費を拡大しようという呼びかけがあっちこっちで広まりました。
企画のきっかけはそれだけではないのですが、
そんなこともあり、「ホットサンド!」でも牛乳を取り上げようということになり、
先日の放送で「牛乳」をテーマにした企画を「ホットサンド!」をお送りしました。
企画の最後に、サンドウィッチマンによる「牛乳を飲もう!」というアピールを
収録したのですが、OAしたあと、「これってどこで流れるの」というお問い合わせを
ツイッターなどでいただきました。
正直言うと、あくまでも番組の企画のひとつということで
これをあらためて放送したりすることは考えていなかったのですが、
せっかくそんなお声もいただいたので、動画の形ではありますが、
番組ツイッターにアップすることにしました。
これを見て、ぜひみなさんも牛乳の拡大消費にご協力ください。