札幌テレビ 番組審議会

  • 番組審議会とは、放送法で「放送事業者は放送番組の適正を図るため、放送番組審議機関を置くものとする」(放送法第6条)と設置を義務づけられた機関です。
  • 札幌テレビ放送では、ほぼ毎月1回ずつ年に10回、番組審議会が開催され、テレビの放送番組の内容や放送に関する問題について審議が行なわれています。
  • 番組審議会でのご意見は、番組モニターの方のご意見とともに、STVテレビで毎月第2日曜日放送の「ハイ!STVです」でもご紹介していますのでご覧ください。

「大泉洋の驚きジャパン 知らなかった!!世界が変わる大研究スペシャル」について

1.日 時

放送番組審議会photo1
平成29年9月26日(火)
16:00 〜17:40

2.場 所

放送番組審議会photo2
STV放送会館アネックス7階A会議室

3.出席者

放送番組審議会photo3
[審議会委員]
濱田    康行    委員長
乾       ルカ    委員
佐藤    寛子    委員
八木   由起子  委員
藪下    裕己    委員
山田    浩司    委員
依田    裕彦    委員

[会社側代表]
根岸    豊明    代表取締役社長
萬谷   慎太郎  取締役編成局長 
石部    善輝    取締役経営計画室長
原田    哲哉    取締役編成局補佐
正力   源一郎  取締役報道局長
加藤    尚道    制作スポーツ局長
図書    嘉幸    コンプライアンス推進室長

[会社側参与]
宮野       聡    制作スポーツ局制作部長

[特別出席]
岸          弘    制作スポーツ局制作部マネージャー

[事 務 局]
図書    嘉幸    コンプライアンス推進室長
東郷    達郎    コンプライアンス推進室考査ライツ部長
岡嶋   真理子  コンプライアンス推進室

4.議題

「大泉洋の驚きジャパン 知らなかった!!世界が変わる大研究スペシャル」について

5.議事の概要

平成29年度第5回番組審議会が9月26日(火)に開かれ、STV制作の全国28局ネット単発番組「大泉洋の驚きジャパン 知らなかった!!世界が変わる大研究スペシャル」について審議し、委員から次のようなご意見ご指摘をいただきました。

◇「世界が変わる大研究スペシャル」というタイトルだけで、夏休み期間中の子供の心を鷲づかみにした。家族で話しながら楽しく見られる番組だった。
◇「世界が変わる大研究」というサブタイトルは、少し大げさに感じた。掘り下げが浅く本質が見えなかった気がした。北海道発の研究を全国に紹介する、という発想でもよかった。
◇夏休み期間中でもあり、子供が自由研究の題材探しの参考になったのではないか。
◇大泉洋の絶妙な突っ込みや軽快なやりとりが面白かった。最後まで楽しく見られた。
◇プロレスラーが登場して最強素材といわれる生体材料と戦うシーンは馬鹿馬鹿しく感じたが、大泉洋の「プロレスラーは必要でしたか」との突っ込みは、視聴者意見を代弁するような感じでよかった。全編を通じて大泉洋の話術やリアクションが笑わせてくれた。
◇北大が研究する生体材料が、最強素材として「なぜ強いのか」の部分に充分答えてなかった。専門的になりすぎると視聴者にはわからないと考えたのかもしれないが、そこを分かり易く伝えて欲しかった。
◇生体材料の強度実験で、矢では射抜けないことを見せる実験はよかった。一方、重機を使っての破壊実験は、比較対象がなく強度がわからず、見た目の派手さだけだった。
◇生体材料の紹介部分で、「ゲル」「コンポジットゲル」などといった難しい専門用語がいきなり出てきた。素人でもわかる簡単な言葉で紹介するほうがよかった。
◇沖縄の実業家が取り組んでいる「人の声を可視光線に乗せて通信する実験」は素晴らしかった。しかし、光にどうしたら声が乗せられるのか、理屈がわからなかった。
◇全て北海道のスタッフで制作したとのことだが、北海道で制作したとは思えない仕上がりだった。STVらしさとともに、全国に向けたクオリティも発揮されていた。制作サイドが長年、ローカル放送の「1×8いこうよ」で培ってきたことの賜物だと感じた。
◇これまでも無謀と思える発想や研究が技術を生んできた。紹介された若手研究者たちの活躍を期待させる番組だった。
◇85分という長い番組で、堅いテーマを扱っており、見る人の興味をどうつなぐか、難しい番組だったと感じた。
◇構成面では、3つある研究のうち最初の北大の部分が40分と長く、冗長に感じた。
◇風船による宇宙旅行を目指す若手研究者を大泉洋が紹介する場面で、撮影スタッフの笑い声が入っていた。スタッフと研究者との関係を知らない視聴者は、研究者を馬鹿にしているように聞こえ失礼に感じたと思う。
◇それぞれの研究費をどこが出しているのかを知りたかった。北大の生体材料研究は大学。沖縄の可視光通信は実業家による研究だが、風船で宇宙空間に行こうという若手研究者の費用は誰が出しているのか。そのあたりは触れてもよかった。

この後、編成局からテレビ10月期改編内容と10月放送予定の単発番組についての説明があり、8~9月の視聴者対応報告およびBPO報告などを行い番組審議会を終了しました。
次回、平成29年度第6回番組審議会は、平成29年10月24日(火)に開催を予定しています。

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