札幌テレビ 番組審議会

  • 番組審議会とは、放送法で「放送事業者は放送番組の適正を図るため、放送番組審議機関を置くものとする」(放送法第6条)と設置を義務づけられた機関です。
  • 札幌テレビ放送では、ほぼ毎月1回ずつ年に10回、番組審議会が開催され、テレビの放送番組の内容や放送に関する問題について審議が行なわれています。
  • 番組審議会でのご意見は、番組モニターの方のご意見とともに、STVテレビで毎月第2日曜日放送の「ハイ!STVです」でもご紹介していますのでご覧ください。

「北国トラベラーズ“北海道編”秋の阿寒・摩周 神秘を巡る旅」について

1.日 時

放送番組審議会photo1
平成29年11月28日(火)
16:00 〜17:10

2.場 所

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STV放送会館アネックス7階A会議室

3.出席者

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[審議会委員]
濱田    康行    委員長
大谷    喜一    副委員長
乾      ルカ     委員
佐藤    寛子    委員
三島    千枝    委員
藪下    裕己    委員
山田    浩司    委員
依田    裕彦    委員

 [会社側代表]
根岸    豊明    代表取締役社長
萬谷   慎太郎  取締役編成局長 
石部    善輝    取締役経営計画室長
原田    哲哉    取締役編成局補佐
正力   源一郎  取締役報道局長
加藤    尚道    制作スポーツ局長
図書    嘉幸    コンプライアンス推進室長

[会社側参与]
宮野      聡     制作スポーツ局制作部部長

[特別出席]
伊藤    充則    制作スポーツ局制作部(ディレクター)

[事 務 局]
図書    嘉幸    コンプライアンス推進室長
東郷    達郎    コンプライアンス推進室考査ライツ部長
岡嶋   真理子  コンプライアンス推進室

4.議題

(1)「北国トラベラーズ“北海道編”秋の阿寒・摩周 神秘を巡る旅」(11月19日(日)放送分)について
(2)BPO報告及び11月の視聴者対応状況等について

5.議事の概要

平成29年度第7回番組審議会が11月28日(火)開かれ、STV制作の単発番組「北国トラベラーズ“北海道編”秋の阿寒・摩周 神秘を巡る旅」(11月19日放送)を議題に審議がおこなわれました。委員からは、以下のようなご意見、ご指摘をいただきました。
◇番組内で紹介された「遊覧船の運行時期」や「紅葉の見どころの時期」「アイヌの催し物の時期」などがすべて放映日前には終了している情報だった。紹介された情報にタイムリーさがなく、もう少し早く放映すべきだった。
◇番組タイトルには「神秘を巡る旅」とあるが、神秘性があまり現れてなかった。タレントが企画したというより、制作者の意図が先行した作りに感じた。
◇番組テーマは「女性の一人旅」だったが、決められた観光地を巡る旅のように見え、「一人旅」のコンセプトが伝わりにくかった。食事のチョイスや行き先など、もう少し「タレント自らがプランを立てて旅をする」という面を立てたほうが良かった。
◇これまでの「北国トラベラーズ」3作の中では、今回の女性レポーター(石野真子)が一番よかった。若いタレントには出せない「ゆったり感」があり、番組全体に落ち着いた大人の雰囲気があった。案内役によってずいぶんイメージが変わるのだなと思った。
◇「遊覧船で湖に繰り出す」「景色のシンボル」「絶賛売出し中」など、ナレーターの言い回しに違和感があるものが多かった。放送局として言葉や表現にもう少し気を使うべきだ。
◇番組内の北海道地図上に北方領土がなかった。阿寒・摩周がメインであっても入れるべきだったと思う。以前にも委員が指摘したこともあり、活かされておらず残念だ。
◇阿寒・摩周の選択は良かった。その土地土地の新たな発見もあった。「神秘」だったかどうかは別として、道東の秋の自然を伝えてくれる番組だった。
◇「まりも」が紹介されていたが、もう少し時間を割いて、丁寧にわかりやすく「まりも」についての説明がほしかった。
◇カメラの映像が綺麗だった。アングルやカメラワークが良く、癒される映像だった。ドローンを使った映像もあればよかった。
◇せっかく女性タレントが「足湯カフェ」に出向いて紹介したのにタレントは入らなかった。スタッフでもいいから入る映像があってもよかった。
◇メインの映像になったであろうアイヌの「千本タイマツ」のシーンが、天候不良で中止になりレポートできなかったのが残念だった。もう少しアイヌコタンの話を掘り下げるのも番組趣旨に合って良かったのでは。
◇アイヌコタンで刺繍を教わるシーンで、店の女性がレポーターに「まごころ込めて、心穏やかに」などと指南するところがとても印象深かった。
◇全体として番組を構成するメニューが多く、それぞれに紹介するスピードも速くて、ひとつひとつの情報が淡白になってしまった感じがした。
◇ホテルでの夜の食事のシーンはどこも同じような温泉旅館の食事に見え、淡白な紹介だった。老舗のすばらしいホテルだっただけに残念。
◇女性の旅人がどうやって阿寒に入ったのかなど、旅番組として必要な要素が説明不足だった。

この後、編成局から12月および来年1月放送予定のテレビ単発番組についての説明があり、11月の視聴者対応報告およびBPO報告などを行い番組審議会を終了しました。
次回、平成29年度第8回番組審議会は、平成30年1月23日(火)に開催を予定しています。

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