MUSIC★J

2022年3月18日OA

2022年3月18日(金)

2022年3月18日(金)

M01「アメリカン・フィーリング/サーカス」
M02「アジアの純真/PUFFY」
M03「Hello, Again〜昔からある場所/My Little Lover」
M04「ハロー・グッドバイ/アグネス・チャン」
M05「気まぐれOne Way Boy/The Good-Bye」
M06「エレクトリックおばあちゃん/ザ・スパイダース」
M07「誓いの明日/ザ・タイガース」
M08「SEA(うみ)/まりおん」
M09「りふれいん/佐々木幸男」

M10「青い車/スピッツ」
M11「赤い電車/くるり」
M12「イエロー・サブマリン音頭/金沢明子」
M13「愛の園(AI NO SONO)/西城秀樹」
M14「オンリー・ラビング・ユー/西城秀樹」
M15「The Reflex/デュランデュラン」
M16「Visions of Boys/松岡英明」
M17「金曜日のライオン(Take it to the lucky)/TM NETWORK」
M18「Keep in touch/Romi」

M19「マシマロ/奥田民生」
M20「リルラ リルハ/木村カエラ」
M21「Boys Jump The Midnaigt/The Street Sliders」
M22「ふぁど(Fado)/伊東ゆかり」
M23「歌姫/中島みゆき」
M24「ナオミの夢/ヘドバとダビデ」
M25「女性/南沙織」
M26「世界は仕事で動いてる/松崎真人」

M27「あなたのすべてを/佐々木勉」

「愛の園/西城秀樹」
この曲がリリースされた1980年時点で「メッセージを伝える」ことを重要な使命と考えていた「歌謡曲」歌手はそう多くなかったように思う。だが、西城秀樹は違った。
オイルショックと自然破壊や飢餓の問題が表面化したこの頃、フォーク、ロックの世界ではメッセージ性の強い歌が多く歌われていたし、何より西城秀樹は「世界」を見ていたと思う。
ロッド・スチュワートやキングクリムゾンをいち早く聴いてきた彼には「音楽に出来ること、歌えることはもっともっとあるはずだ」と考えていたと思う。
松武秀樹が「タンス」と呼ばれた巨大なシンセで音を作り、坂本龍一が編曲したこの作品は、本家を凌駕するサウンドスケープを持っている。
その上でシャウトせずに歌う秀樹。果敢なチャレンジとして長く記憶に残る曲。

松崎 真人
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