水谷選手「収穫があったのは10号HR」今季振り返る“1番打者”への思い 来年は…ファイターズ
ファイターズの水谷瞬選手が今シーズンを振り返り、「1番打者」への思いを語りました。
(水谷瞬選手)「結果としては数字を見ても去年よりもいい1年間を送れたと思いますけど、やっぱり出だし、スタートからできなかったということが悔やまれるシーズンかなと思います」
プロ7年目の水谷瞬選手は、6月3日に今シーズン2回目の1軍昇格を果たすと、第3打席にいきなりヒット。
そこから調子も上向きとなり、今シーズンはあわせて87試合に出場。
打率は2割7分7厘という成績でした。
87試合中45試合で1番打者として出場し、チームを勢いづける2本の先頭打者ホームランを放っています。
(水谷瞬選手)「あんまり1番得意じゃないんです。緊張でだいぶしんどいんですけど。打席に入る前に大汗をかくくらい(精神的に)疲れている。僕を1番に置いていただいている意図としては、1番から長打、先頭からいいインパクトを残してほしいということで置いていると僕は理解している。緊張でバクバクしているけど、その中でも頭は冷静に、しっかりと自分のプランをもっていけるようにやっています」
水谷選手は今シーズンから2300万円アップの推定5000万円で契約更改を終えています。
そんな水谷選手が今シーズン印象に残っているのがー
(水谷瞬選手)「収穫があったのは10号HRですね」
7月26日のロッテ戦。
4回に先頭打者として打席がまわってくると、レフトスタンドへのホームランで、プロ入り後初めてとなる2桁ホームランに到達しました。
(水谷瞬選手)「技術面もメンタル面も打席での考え方も含めて、少し去年よりも成長できた1本だったのかなと思う」
インタビュー中も試合中も、ヒーローインタビューでも常にファンを楽しませることを忘れない水谷選手。
来シーズンの目標はー
(水谷瞬選手)「バッティングの方になるんですけど、スタイルを変えていこうと思っている。もう1回1年目2年目を思い出して、体を大きくするトレーニングをやりつつ。“でかくて動ける”のが一番強い。トップアスリートだと思うので、その基盤をつくれるようなトレーニングをしたい。やっぱり…ビールかけがしたい。ことしはリーグ優勝まであと少しだったというのもありますし、ことし少し現実に近づいたところでできなかったというのもあるので、最後勝って気持ちよく(ビールかけを)やりたい」