「最後はボスを胴上げ…」宮西尚生投手が契約更改 山﨑福也投手は「二桁勝利以上」来季への思い
先週、ファイターズと選手との契約更改交渉はほぼ終わりました。
ベテラン投手も契約を更改し、来シーズンへの新たな思いを語っています。
Q.サインはしましたか?
(宮西尚生投手)「しました。(球団との交渉で)一番印象に残っているのは「来季も戦力としてこちらは見ている」と。その言葉に尽きるかなと思います」
プロ18年目40歳の宮西尚生投手は、今シーズン31試合に登板し、防御率は3.20という成績でした。
9月23日にはプロ通算900試合登板を達成。
これは日本プロ野球史上、宮西投手を含めて4人しか達成していない記録です。
宮西投手は現状維持の推定6500万円で契約更改を終えています。
(宮西尚生投手)「ことしはもう、ボスにとらせてもらった900試合に近いので、この900試合を意味あるものにするために、来シーズン爆発的な成績を残さないと申し訳ないなと感じています。ここ数年“フルシーズン”という僕がルーキーの頃から目標にやっていたところを果たせていない。その悔しさは毎年ありますし、来シーズンもう1回優勝を目指して、最後はボスを胴上げして気持ち良く終わりたいなと、そのような目標を掲げています。やるからには50試合以上は投げたいですし、タイトルももちろんこの歳でとったら相当すごいでしょ?そういう前例のないことはボスも好きだと思うので、そこを目指して自分自身もやっていこうと思います」
2024年から複数年契約を結んでいる山﨑福也投手も契約更改交渉に臨みました。
(山﨑福也投手)「来季はしっかりと、ことし以上にもっともっと活躍してほしいと言われました」
山﨑福也投手は今シーズン8月後半まで先発として18試合に出場し、7勝をあげました。
9月に入ると中継ぎとして出場し、防御率は2.27という成績でした。
山﨑投手は現状維持の推定2億5000万円で契約を更改しています。
トレードで阪神に移籍した伏見寅威選手について問われるとー
(山﨑福也投手)「もちろんびっくりもしましたし、やはりまだまだ一緒に組みたかったというのが素直な気持ちではあります。でも野球界には寅威さんがおられるので、正捕手としてしっかりと試合に出て、良いピッチャー・若いピッチャー陣をしっかりと教育する姿を見たいです。中継ぎの時に球速が出せたことは、僕自身の良い感覚ではあるので、そこのレベルをどんどん上げていけたら、先発でも良い球を投げられて、長いイニングを投げられるかなというのは思いました。規定投球回数を投げたいですし、二桁勝利以上、すべてキャリアハイの数字を上回れるようにという気持ちです」