活躍の裏に新庄監督の助言「自分の投球が変わった」齋藤友貴哉投手が今季振り返る ファイターズ
ファイターズの齋藤友貴哉投手が今シーズンを振り返り、活躍の裏には新庄監督のアドバイスがあったことをSTVのカメラの前で明かしました。
(齋藤友貴哉投手)「最後の最後は手ごたえはあったかなと。本当に充実したシーズンだったことは間違いないです」
2022年のオフにトレードで阪神から移籍してきた齋藤友貴哉投手は今シーズン、中継ぎや抑えとして、プロ入り後、最多となる47試合に登板。
防御率は1.35を記録しました。
今シーズンは3回、本拠地でヒーローインタビューに立っています。
(齋藤友貴哉投手)「自分正直エスコンで初めてヒーローインタビュー。すごいドキドキしていて。すごくしびれて…あのいまもしびれています。虎視眈々とやっていくだけなので、まだ自分としては通過点です」
(齋藤友貴哉投手)「投げる方が仕事なんですが、投げる方もなかなかうまくいっていないのにトークはみなさん勘弁してください」
(齋藤友貴哉投手)「インタビュー、アナウンサーの方から投げかけられて、正直あんまり(質問内容を)かみ砕けていないというか、なんですけど自分の伝えたいことはあるんで、それを言うって感じ。プロ野球選手としてあそこの場に立てるのはすごい幸せなことだなと思います」
そんな斎藤投手。
今シーズン飛躍のポイントとなったのは6月3日の阪神戦だったといいます。
先発の古林投手が3回途中で緊急降板し、齋藤投手に白羽の矢が立ちました。
急な登板ながら、この回と次の回を無失点に抑え、チームのピンチを救います。
(齋藤友貴哉投手)「交流戦のタイガース戦から自分的に「お、これは」というのをつかんだ。(それは)ちょっと企業秘密なんで。ボスからいただいたアドバイス、いただいたものなのでなかなか言えないんですけど、そこから変わりましたね、自分の投球が。ことし2つほど重要なポイントをいただいて、それがものの見事に自分の投球にはまったというか、すごいなと思いましたね」
そこから齋藤投手は調子を上げ、8月22日のソフトバンク戦では160キロを記録。
その後の試合でも鬼気迫る表情で160キロ以上を連発しました。
(齋藤友貴哉投手)「160キロのツーシームも出るんで…。(変化球も)まっすぐだと思って投げている。まっすぐとツーシームの球速差がほとんどないので、そこは正直わからないけど自分の強みなのかなと思いながら、1点もやれない、1アウトしっかりとるというのが、気づけば“集中しているモード”というか、目の前のことに集中しているので、目の鋭さというかそういうところにつながっているのかと。自分もあとからiPadでみるんですよ、試合の振り返りで。すごい顔してるなーって」
そんな齋藤投手の来シーズンの目標はー
(齋藤友貴哉投手)「来年は1つも2つもレベルアップできるように、まずは体の部分で強くします、柔軟性含めて。けがをしなければ1年間活躍できるというか、ある程度自分の思ったボールを投げられると思っているので、けがしない体が一番、絶対に大事になってくる。来年も優勝という場に(抑えとして)そのマウンドの場に立てればなと思っていますので、そこをイメージしてことしのオフはしっかりトレーニングしていきたい」