スルメイカついに初競り! 1キロ1.2万円の高値 初日は約100キロ…小さいイカも目立つ 函館
不漁で中止となっていたスルメイカの初競りが、6月11日朝に北海道函館市で開かれました。
水揚げ量は、不漁だった2025年のおよそ3分の1以下で、1キロ1万2000円の高値がつきました。
10日午後11時ごろ、函館漁港に続々と戻ってきたのはイカ釣り漁船です。
いけすの中を覗くと、活きのいいスルメイカがいました。
1日に解禁されたイカ漁ですが、2026年は漁獲量が極端に少なく、2025年に続き当初予定されていた初競りが中止に。
待ちに待った初水揚げですが…
(漁師)「初日よりはいいかもしれないけど、全体的に少ないね」
水揚げされたスルメイカはおよそ100キロ。
不漁だった2025年の3分の1以下の量にとどまり、小さいイカも目立ちました。
それでも初競りには旬のイカを求めて多くの仲買人の姿が見られました。
(競り人)「約10日間遅れてまいりましたが初入荷となりました」
生きたまま水揚げされた「いけすイカ」につけられた値は1キロ1万2000円。
2025年の8300円を大きく上回る高値がつきました。
競り落とされたスルメイカが運ばれたのは、函館朝市のイカ釣り堀です。
釣ったばかりのイカをその場でさばいてそのまま味わえます。
(客)「コリコリして甘くておいしいです」
この釣り堀ではスルメイカの水揚げがなかったため、これまでヤリイカを使っていました。
(元祖活いか釣堀 桜庭のり子さん)「やっぱりうれしいですね。待ちに待ったイカですから」
鮮魚店には初物を目当てに早速お客さんが集まっていました。
2025年は1杯300円程度で売っていたといいますが、2026年の値段はー
(紺地鮮魚店 紺地慶一さん)「1尾500円で出しています。ただ、正直仕入れ値は1尾大体7、800円プラス消費税です」
市場関係者は今後の水揚げに期待をかけていました。
(函館魚市場 美ノ谷貴宏取締役)「とりあえず初日が出て一安心かなという感じがあります。手ごろに食べてもらえるというのがスルメイカのいいところだったので、安定して供給できればという思いがあります」
2025年は漁期の中盤から豊漁になったスルメイカ漁。
漁は2027年1月まで続きますが、今後どれだけ水揚げが伸びてくるのかが注目されます。